真面目な彼のふしだらな罠 (Page 3)
私は思わず足を引っ込めた。
「イヤ?できたら続けてほしいな。気持ち良かったから…」
和田さんはワインを飲んで、甘い息を吐いた。
あの動画と同じ吐息を聞き、さらにパンティが濡れていくのが分かった。
「ぁッ、嬉しい、続けてくれるんだ…。こんな濡れてスカート大丈夫?」
「スカートまで濡れてないと思います」
「よかった。俺、今…立てない。春奈ちゃん分かると思うけど…」
テーブルの下で、お互いの下半身を足の指で刺激しているなんて、店内の誰が想像しているだろう。
そう思うと、私はますますパンティを濡らした。
「ワイン頼む?」
「いいです」
「俺も、もういいや。春奈ちゃんと、酔ってしたくないもん」
「何するんですか?」
私は和田さんの先端を優しく撫で、足の指に力を入れて刺激した。
「ぁッ…春奈ちゃんって、結構イジワルなんだね」
「和田さんのほうがイジワルです。あんな動画送ってきて、こんなことするなんて…」
私はそういうと、もっと前に近づいて、テーブルの下で脚を開いた。
「春奈ちゃん、足の指入るくらい、びしょびしょになってる…んッ、春奈ちゃん、ごめん。早く店出たいから、触るの止めてくれる?」
「店出たら、するんですか?」
私は、和田さんのソレを撫でるのを止めなかった。
「ッあ、春奈ちゃんが、したくなかったら、しないよ?俺はしたいけど…ぁッ」
和田さんは顔を紅潮させている。
「動画みたいなことしたい…春奈ちゃん濡れてるの舐めたい。舐められるの好き?」
普通の会話のように話している。
「いいません。和田さんは、舐められるの好きですか?」
「んー春奈ちゃんに舐められたい。ずっと前から、春奈ちゃんのこと好きなの知らないよね?」
「え?…」
驚いている私に、和田さんは首を横に振りながら、
「俺の部署に来たときからだから、結構長い片思い。春奈ちゃん、早く落ち着かせて店出たいから、何か数学の問題出して」
とねだった。
「ごめんなさい。私、文系なんです」
「嘘つくんだ。理系なの、俺知ってるもん。春奈ちゃんは、俺と動画みたいなこと…それ以上のことしたくない?」
「今日、和田さんと廊下ですれ違ったとき書類落としたんです」
私は残っていたワインを一気に飲み干した。
「結構な量の書類、落としてたよね」
「和田さんの笑顔見て落としたんです。それに、今日仕事で…」
「え?もしかして、春奈ちゃん、今日の仕事のミスって俺が笑ったから?」
和田さんはそういうと、椅子を引き立ち上がった。
「シミになってない?」
和田さんは目だけ動かし、私が触っていた硬くなっていた下半身を見た。
笑いながら首を横に振ると、和田さんは慌てて座って確かめた。
「春奈ちゃん、あとで覚えといてよ」
いじけた口調で和田さんはいうと立ち上がり、私も席を立った。
「春奈ちゃん、スカート…下でタクシー乗るまでの間だから」
和田さんは、ジャケットを脱いで私に渡してくれた。
さりげなくスカートを触ると、ヒップの部分が濡れていた。
「ありがとうございます。下で返します」
私は財布を出しながら和田さんに聞いた。
「俺んち来ない?無理に、とはいわないよ」
和田さんは財布を出している私の手に触れ、「いいよ」といった。
「ごちそう様でした。和田さんの部屋ってどんな感じなんですか?」
会計を済ませながら和田さんは振り向いた。
「来ればいいじゃん」
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