ワンナイトのつもりが優しいセックスで全部ほぐされてトロトロになりました (Page 5)

「あ、あん、も、や、きもち、よすぎ、て、むり、ようすけ、さん」
「痛いんじゃなくて気持ちいいんでしょ?やめないよ」
「また、また、イッ、ちゃ――」
「いいよ。たくさんイッて、セックスの準備しようね」

いつの間にか指が増やされて、ゆっくりと大きなストロークで中をかき混ぜられている。
奥を突かれるたびに腰が勝手に揺れて、高くて甘ったるい声が上がる。

セックスの準備、と言われてその指の意図が分かって、元々熱かった顔がもっと熱くなった。
次に入るのは指じゃなくて――。

「っ…!?」
想像した瞬間に、強い光が目の前を真っ白にした。がくん、びくびくと体が震える。中にくわえこんだままの指の形が鮮やかに分かって、それが気持ちよさをあおっていく。

さっきよりも長い痙攣のあとで、ぐったりと力が抜けてしまう。だらしなく開いた脚の間に、ヨウスケさんが割って入った。そのまま、ガウンと下着を脱ぎ捨てる。

厚みがある筋肉のついた浅黒い体と、固く勃起したそれ。
布越しで分かってたけど――入れるだけでいっぱいいっぱいになってしまっていた元彼のものよりも、だいぶ大きい。

枕元にあったゴムを手早く着けると、ヨウスケさんは私の両脚の膝を掴んで折り曲げさせた。M字開脚の姿勢だ。恥ずかしいのに、もう、それを気持ちいいと思ってしまう。

そのまま、先端が私の潤んでとろけきったそこに、ごりっ、と触れる。
ヨウスケさんは、少し心配そうな顔のまま、でも優しく笑って私の頭を撫でた。
「…ゆっくりするから。痛かったらほんとに言ってね」

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