『身体の関係を持ちたいです』~タイプな彼からのメッセージ~ (Page 4)
リョウさんの右手の指が、私の蜜でぬるぬるしている。
「リョウさん…」
「…したくないとか、いわないでくださいよ?」
「違う。私の写真見てどういう風にオナニーしたんですか?」
リョウさんは息を整えながら、天井を見上げた。
「ひかりさんって、そんなこと、いうんだ…」
「今夜してることや、いってること全部…私、初めてだもん」
「…嘘。俺、信じない」
リョウさんはそういうと、私の手を優しく払ってスカートを捲り上げた。
「あぁッああぁあぁああ」
濡れたわれめに、リョウさんは長い指を滑らせた。
「ぁあああぁあん、リ、リョウさん、ねぇ…こ、答えて…」
たっぷり濡れた中に指を入れ、リョウさんは私を見た。
「ひかりさんのここをいっぱい舐めて、今よりもっと濡らして…奥まで突きたいって思いながらオナニーしました」
リョウさんの指が、クリトリスを擦り始めた。
「ぁああぁああああ、リョウさん、や、やめ、あぁぁあ」
「おっとりして大人しそうなのに。ひかりさんこんなエロいと思わなかったもん…」
リョウさんの顔を見ながら、逞しい胸に両手を置いた。
手の平に感じるリョウさんの鼓動は、私と同じくらい、速い。
「ぁあああぁぁっ、リョウさん、い、入れて…」
パチンっとゴムの音が聞こえた。
「あぁっぁ…ひかりさん、俺の、お願い聞いて…」
私の身体を壁に押しつけて、リョウさんは私の太ももを軽く持ち上げた。
濡れた入り口に、リョウさんは先端をぎゅうっと押しつけた。
「ひ、ひかりさん…俺と、付き合って…ください」
私の中に、じりじりとリョウさんが入ってくる。
「ぁあああぁッ、なんで、い、今?ぁあっ、ずるいぃ…んッ…」
「ひ、ひかりさん、俺のいってること、はぁあ…信じて…うッ、お願い」
濡れた私の中は、リョウさんで満たされた。
リョウさんの腰に脚を絡めると、私を抱えながら、奥を深く突いた。
ふたりして大きな喘ぎ声を上げた。
「ぁぁっ…俺、うぅ、ひかりさんみたいな人、は、初めて…」
リョウさんが腰を動かすたびに、私の身体から力が抜けていく。
「ああぁあぁああ、リ、リョウさんッ…あっぁああぁ」
「ひ、ひかりさん…はぁぁッ、俺の彼女に、なれって」
「あぁああぁ、んんッ…あぁぁああああ」
「うぅぅ、今…答えて…ほら、ねぇ…」
リョウさんは、喘ぐ私を見つめながら奥先を突いて、答えをねだった。
嬉しくて涙をこぼしながら喘ぎ声を上げた。
「最後のつもりで来たから」
リョウさんは動くのを止め、頬の涙を舌で舐めた。
「こんなときに…いう言葉じゃないの、分かってる。でも…ホント、他の男にひかりさん取られるなんて、想像したくもない。絶対イヤだから」
リョウさんは、潤んだ真剣な目をして、私を見ている。
Fin.
全部いいんですけど、7年目のは、切なすぎ泣けて来ちゃいました
鈴木 さん 2022年7月19日