彼の秘密 (Page 4)
冷たい感触と、さっきよりも痛みが増す乳首に、私は身体を反った。
「そんなに気持ちいい?…乳首」
(い、いたぁあぁあぁ…んあぁぁッああああああ)
尚也はネクタイをずらして、私の唇を塞ぎ、悲鳴にも似た喘ぎ声を飲み込んだ。
ヒリヒリと痛む乳首。
蜜部を満たし、激しく動く尚也の熱いペニス。
「ああああぁあぁぁああああぁっぁっああ」
「あぁッ…麻央、そんなに痛いの好き?」
革のきしむ音、肌がぶつかる音、淫らな水音が、どんどん激しくなる。
そのたびに、胸が揺れ乳首に痛みが走る。
「ああぁあぁッあああッああああぁあッあああぁぁ」
初めての痛みと快感が身体の芯を走っていく。
ビリビリと両方の乳首が痛み、蜜部の中に尚也のペニスが満ちていく。
「うぅッ…俺…さっき少しイッたけど…まだ止めないから…もっと麻央のことめちゃくちゃにするから」
尚也はソファの上で散っている私の長い髪と熱い頬を触った。
すぐに私の身体を反転させて、後ろから尚也は覆いかぶさった。
「はぁあ…めちゃくちゃにしても…俺がちゃんと元の…麻央に戻す、から…」
「ああぁあぁあああぁぁああああああ」
今夜、何度イッただろう…。
尚也は、私の身体に覆いかぶさり、貪るように奥を突く。
「服着たまま…あぁッ…こんな風に…あぁ、もっと明るいところで…しような麻央…あぁぁ」
尚也が激しく動くたび、乳首を挟んでいる金属製のクリップのようなものが揺れ、痛みと快感が襲ってくる。
喘ぎ声を上げながら口から唾液がポタポタと、濡れたおもちゃの横に落ちていく。
私は痛みと快感で遠のいていく記憶の中で、尚也に身体を委ねた。
尚也は腰から手を回し、膨らんだクリトリスを擦り上げた。
「あ、な、尚也ぁあぁああぁッああああぁぁぁあああああ」
私はいとも簡単に、何度目かの絶頂を向かえた。
「ぁあ…イッたんだな麻央…分かるよ…ぁああッ」
尚也は私の両肩を持って激しく突き始めた。
私は朦朧としながら、尚也にされるがままだった。
「き、きもちいいぃ…尚也ぁあぁッ…あぁああ」
昨日よりも、尚也のことが好きになった。
Fin.
全部良かった彼の秘密
ムラムラしてきて一人エッチしちゃった
鈴木 さん 2022年7月20日