彼の秘密 (Page 3)
尚也の下半身を触るように、私は無意識に手を伸ばしていた。
「そんなに、ほしいの?」
尚也は嬉しそうな顔で、後ずさりながら、いった。
私は微笑んでいる尚也を虚ろな目で見ながら、頷いた。
「もう…私、どうにかなりそう…」
伸ばした手を自分のトップスに掛け、脱ごうとすると、尚也の手が重なった。
「…今はこのままでいいよ」
尚也は私の目をジッと見ながらいった。
力強い目をした尚也を見続けることができず、私は目を背け脱ぐのを止めた。
見たこともない怖い目つきに、身体を火照らせた。
カチャカチャとベルトを外しながら、尚也がいう。
「どうにかなっちゃえよ…」
尚也は姿勢を落とすと、私の口をネクタイで塞いだ。
潮で濡れた部分が、頬に当たっている。
指先でも舌でもない感触が、膨らんでいるクリトリスを吸い上げる。
(あぁあああぁ…な、尚也ぁあぁああぁッああああああぁぁ)
私は、ソファに身体を預け、足の指先まで力を入れ、ネクタイの中で喘いだ。
すぐ絶頂に達した。
「麻央イッたの?…これ凄いな…」
クスクスと尚也は笑って、私が座っている横におもちゃを置いた。
「大丈夫だよ」
乳首に冷たいものが当たったと思った瞬間、私はネクタイの中で大声を上げる。
「んんんんんんんんんんん」
「痛い?」
トップスで見えないけど、両方の乳首が何かで挟まれた。
(ああああああッあああぁあぁッッ)
私の中に、熱くて硬いものが入ってくる。
(ああああああッあああぁあぁん)
ソファの上で倒れそうな私を支えながら、耳元で尚也の荒い息が吹きかかる。
「はぁぁ…あぁ…ほしかったんだろ?」
ゾクゾクっと全身が震え、疼く奥先を突かれる。
とろけそうだった。
私の喘ぐ声は、ネクタイの中、唾液と共に染みこんでいく。
ネクタイを取ろうとする私の手を取り、ソファに身体を押し倒した。
頭の上で尚也に両手首を握られ、私は身体をよじった。
「取っていいって俺いった?」
乳首についていたものが外されて、ガサガサ音がした。
まくり上げられたトップスで、自分の胸が見えない。
「うぅッ…あ、スカート濡れてるぞ麻央…中も、うぅッ…締まって…」
全部良かった彼の秘密
ムラムラしてきて一人エッチしちゃった
鈴木 さん 2022年7月20日