彼の秘密
グッタリ疲れた仕事終わりに尚也からの突然のメッセージ。付き合い始めて2ヶ月半、初めて尚也の部屋で食事をすることになった私。喜びを隠せず、私は尚也の腕を引っ張って部屋へ向かう。尚也の部屋は大人っぽい雰囲気で、私は革のソファに押し倒される。「どうにかなっちゃえよ…」いつもと違う尚也。私は経験したことのない快感を知ってしまう。
仕事を終えた私は、エレベーターの中でグッタリしていた。
(キツかった~。お腹空いたけど、もう何か買って帰ろう…)
ポケットの中のスマホが震え、取り出した。
『お疲れさま。ご飯食べに行こう。下で待ってる』
尚也からのメッセージを見て、すぐに返信した。
『どこの店行く?』
エレベーターが1階に着いたとき、スマホが震えたけど、私はそのままビルを後にした。
「麻央、お疲れー」
尚也の声が聞こえて振り返った。
「尚也もお疲れさま。誘ってくれてありがとう!何食べたい?」
尚也は驚いた顔で私を見ている。
「麻央?メッセージ見てないじゃん」
その言葉を聞いて、ポケットの中のスマホを取り出し画面を見た。
『俺んち』
「え、いいの?行っていいの?」
尚也は微笑んで頷きながらいった。
「宅配、頼もう」
同僚の合コンで知り会った尚也と、付き合い始めて2ヶ月半。
尚也の部屋に行きたい、といっても断られ、私は他に誰かいるのかと、疑いを口にし始めていた。
「中華食べたいー」
私は嫌がる尚也の腕を取り、歩いて駅へ向かった。
*****
初めて入った尚也の部屋は、大人っぽい雰囲気だった。
「いい匂い…」
私は、キョロキョロと尚也の部屋を見た。
「変かな?俺の部屋…」
「ううん。ホテルの部屋みたい…待って、な、尚也…」
尚也は私のことを抱き寄せて、キスをした。
「ご、ご飯は?」
「俺よりメシのほうがいい?…」
私は、尚也の部屋の雰囲気に、いつもと違う興奮が沸き上がるのを感じた。
口を少しずつ開け、私の口の中に尚也の舌が入り、舌を捉え絡ませてくる。
フワッと突き飛ばされ、革のソファの上に私を押し倒した。
「いつもと違う…尚也」
「俺んちだからじゃない?…」
「ううん、顔が違っ…ぁぁッ」
トップスを捲り上げて、ブラジャーをずり上げられる。
尚也は唇の中の唾液の海で、私の乳首を泳がし、舌で愛撫する。
「あぁぁッぁぁあッ」
胸にキスをしたまま舌先で乳首を舐めあげ、私は気持ち良さに身体をよじる。
「麻央…逃げないの」
尚也はブラジャーのホックを外し、唇で乳首を責めたてる。
「ん、あぁぁああぁあぁああッ」
私の乳首を甘噛みした。
大きな手が、片方の胸を揉みあげながら、指先で乳首を摘まれる。
革のソファは冷たかったのに、私と同じ温かさになっている。
いつもは手加減していたかのように、尚也の指先と噛んでいる強さに、肌が粟立つ。
「や、やだ…痛い…んんん…尚也ぁ、暗くして…」
「麻央のこともっと見せてよ…ここも」
尚也はそういって、スカートをたくし上げた。
全部良かった彼の秘密
ムラムラしてきて一人エッチしちゃった
鈴木 さん 2022年7月20日