23:00の約束 (Page 4)

結依は虚ろな目をして、誠也がコンドームを着けているのを見ていた。

「結依さん、いつもより声大きいですよ…」

誠也は、顔をさらに紅くした結依を見ながらいった。

「可愛いですけど…」

結依の白い胸に、誠也は顔を埋めた。

「んあっ、あぁああぁぁあぁッ」

唾液で濡れていないほうの乳首を、誠也は口に含み舌先で弄ぶ。

全身に力が入り、上半身が反って腰が浮いた結依の肌の上を、誠也の指先が優しく這う。

結依の蜜部に音を立てて誠也の指が入り、膨らんだ壁を押しては離した。

「あぁああああああああぁッ!」

誠也に、胸と蜜部を責め立てられ、結依は髪を振り乱して喘いだ。

「あっだめ…誠也ぁああッ」

「結依さん?我慢しないの」

誠也はそういって結依の乳首をコリっと甘く噛んだ。

「ぁあああああああああああああぁッ…」

「珍しいですね、潮噴くなんて…あぁっ」

「あぁああああああああ」

濡れたマットレスの上で脱力している結依の後ろから、誠也の硬く熱いペニスが入ってきた。

「あぁああああっ誠也ぁぁッ…」

「うッ…今夜の結依さん…いつもと違う…」

「あっぁああ…い、イヤ?」

誠也は結依の身体を持って体勢を変えた。

「ぁあああぁああああんん…誠也ぁあ、顔…見せて」

「はぁあ…どんな結依さんも好きですよ…目、閉じないで…あぁッ」

結依の両脚を肩に抱えて奥深く突きながら、誠也は喘ぐ口を唇で塞いだ。

「んんんんっんんっんんんんッ」

誠也の動きに結依の中は刺激され、愛液が溢れ出し、水音と肌を打つ音が激しくなっていく。

「ぁああああぁあああぁああああぁっ」

「あぁぁああ…どんどん濡れてく、たまんねぇ…」

「誠也ぁ…」

「ああぁっ…結依さん、ダメ…力抜いて…」

「き、気持ちいいもん…はぁっああん…誠也ぁ…」

誠也の動きは激しくなっていく。

「あぁあああああっあああっ、誠也ぁッ」

「ぁああぁ…結依さん…結依さん…あっああっあああぁあッ…うぅッ」

結依の中でビクビクっとペニスが動いた。

誠也は、結依の身体に覆い被さりながら、独り言のように呟いた。

「はぁ…あぁ俺の部屋で…結依さんのこと…むちゃくちゃにしてぇ…」

「誠也の…部屋?」

誠也は息を荒げて頷いた。

「してほしいな…今夜」

結依はそういって、脱がされた服に手を伸ばした。

Fin.

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