一番星にしてあげたくて (Page 2)
「君を気持ちよくさせてあげるからね」
彼は準備してきていたのか、カバンからローターを出すと私の大切な部分をまじまじと見つめた。
「つるつるで、よく見えるね。ここ」
と私の大切なところにある小さな粒をちょん、と触るとそれだけでも私は気持ちよくなれた。
「失神するくらい気持ち良く、して?」
私がそう言うと、彼は笑顔でその場所に顔を近づけ舌でちろちろと舐め始めた。
そこはとても敏感で、ぬるりとしている舌が触れるだけでとにかく気持ちよかった。
「っああああんっ!そこっ、いい、っよぉ」
私がそう声をあげると、綺羅君はその粒を口の中に含み、口の中で飴玉を転がすように弄り回す。
「優しく、だけじゃつまんないよね」
じゅる、じゅるとわざとらしく音を立てて舐め上げられ、その音にも刺激されてる感じがして、益々昂っていく。
「っやあんっ、ああっ、きっ、きもちいいよおお!」
「このまま気持ちよくなり続けちゃおっか」
彼はそう言うと、私の最も大切な割れ目に指で触れる。ぐっしょりと濡れた私の部分を確認すると、「おじゃまします」と一言。
ずぶぶぶぶ、と粘着質な音を立てて私の中に彼のものが入り込んできた。つながり合う温もり。それだけで絶頂してしまいそうだった。
そして、ついに彼の片手に握られたローターが音を上げ始める。
彼はゆっくり、腰を動かし始めると片手のローターを私の真珠に当てた。もちろん、ローターのパワーはマックスで。
「あっあああああ!ああああ!だめっ、きもち…っ!やっ、ぱんぱんされる!あ、あああいやああ!」
激しい音を立てるローターが当てられるだけで私は一度絶頂してしまう。しかし、まだまだ快楽は止まらない。
腰を振る速度が増して行く。肌のぶつかり合う音、ローターの低く、激しいモーター音。
絶頂を何度も繰り返して、頭の中は真っ白。体もふわふわとしていた。
「俺も、出ちゃう…っ」
「いっああああ!いい、よっ!!一緒に、き、きもちよく、なろっ!!きらっくんっ!!すきぃぃぃ!!」
「俺も好きだよ?」
その笑顔が本当なのか作り物なのかなんてわからないけど。それでも、私は好きだった。
「いっ、出る…っ!うっ、あああっ!」
温かいものが私の中に放たれる。
幸福感と絶頂の連続の疲れで、私の意識はそのまま遠のいていく。
最後に、綺羅君が私の頭をぽん、と撫でてくれるのを感じて、それがただ、幸せだった。
Fin.
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