まだよく知らない飲み友達の彼を好きになりかけている私 (Page 4)
両手で私の肩を掴み、俯いていた彼が顔をあげて言った。
「エロい…」
そういって乳首を甘く噛んで思いきり腰を突き上げた。
私の中の奥の方はじんじんと熱くなっている。
私の声は部屋中に響いてる。
かなり大きいと思う。でも、止まらない。
彼の息もだんだん激しくなった。
目を細めて、間接照明に照らされたサラサラの髪や綺麗な首から肩の輪郭をぼうっと眺める。
彼の首から落ちるネックレスの鎖がときどき乳首をかすめた。
激しく腰を動かしながら、奥に奥に突いてくる。
それから、彼が私の右脚を自分の肩にかけた。
大きく脚が開かされ、彼の左の人差し指と親指が私の硬くなったクリトリスを捉えた。
真ん中、左側、右側、とずっと探られている。
ボタンを押されたみたいでビリビリする。
「ハァ…んっ」
クリトリスの右側を今度は人差し指と中指で擦られると、どんどん硬くなった。
「ハァ…気持ちいいイ…イクう…」
「イッて」
自分の喘ぎ声を聞きながら、視界がビリビリ暗くなって一瞬落ちた。
そのまま、彼は肩にある私の右脚を左の方へ閉じ、うつ伏せにしたまま重なった。
後ろから乳首を触りながら閉じた脚の間を責めてくる。
それからペニスを抜かないように、私の両肩を支えながら一緒に体を起こして、膝立ちの体勢でテレビの方に向けられた。
後ろから乳首を触られながら、さらに突き上げられる。
黒いテレビ画面にいやらしい姿が映る。
一瞬目をやると、視線が離せなくなった。
また、熱くなった。
それからすぐ、四つん這いにさせられ私の背中が軋んで、うつ伏せになった。
膝に力が入らない。
彼の激しい息遣いと自分の淫らな喘ぎ声が重なる。
「イッ…イクぅ」
「俺も」
早口でそう言った後さらに硬くなった彼が激しく動いた。
そして彼は素早くペニスを引き抜き、私の背中に覆いかぶさり果てた。
そのまま息を整えている。
どくんどくんと私の背中に波打つ心臓の音がする。
汗だくでふたりともしばらく動けなかったが、ティッシュで背中を拭いてくれた。
そして立ち上がって、テレビに立てかけたスマホを触りながら、そばへ戻ってきた。
「見てめっちゃ綺麗」
「動画?」
少し距離は遠いけど、バックから突き上げられて後ろから胸を触られながら喘いでいる、私自身が映っていた。
のけぞって振り返り、後ろにいる彼と夢中でキスをしている。
恥ずかしいけど、目が釘付けになってしまった。
「ね。綺麗だね。でも嫌でしょ。消すね」
といって、すぐ削除された。
なぜか少し残念な気持ちになってしまった。
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