まだよく知らない飲み友達の彼を好きになりかけている私 (Page 2)

「じゃあ乾杯」
「おしゃれな部屋に乾杯」
「そう?こういうインテリアとか好きなんだ」

少し話して飲んだだけなのに、もう酔っていた。
さっき乾杯したビールは半分も飲んでいなかったのに。

気づいたときには彼の腕と自分の肩がぴったりくっついていて、どきっとする。

私は彼のベッドにもたれてかかって座っていた。
うつむいていた顔をあげたら、キスをされた。
自然にすうっと彼の舌先が少しだけ入ってきて、私の唇を舐めている。

舌の柔らかさが気持ちよくてうっとりする。
うっすら、ビールの味がした。

その瞬間、背中にあったはずの彼の手が私のニットの中に入ったと思ったらもうブラジャーのホックが外れていることに気づいた。

細いすべすべの手のひらがブラジャーの下に滑るようにはいってきた。
ゆっくりと乳房を覆われる。

今まで締めつけられていた胸がいっきに軽くなった。
彼は優しく手で胸をつかんでくる。
指で乳首を触ってくるかと思ったら、乳首の周りに指を這わせていく。

じわじわしたものが体の芯からやってきて、乳首に触れて欲しくて、吐息が漏れた。

少し入っていた舌が今度は一気に全部入ってきた。
彼の舌はどんどん激しく動いて、唾液がこぼれてくる。
身体が熱くなってきた。

細い指が乳首を下からゆっくり一周して優しく撫でた。

思いがけず声が漏れる。

段々指の動きが早くなり、人差し指と中指で乳首を挟まれ高い声が出る。

ニットとブラジャーをまくられて、彼は手で私の乳房を覆ったまま、甘い飴玉を咥えるように乳首を口に含んだ。

やわらかい唇が優しく乳首をちゅぅぅと吸っている。
私は知らずに興奮していたのか思わず背中を浮かせて彼の口に近づけていく。

私の手は自然と彼の背中をゆっくりと下りていって、腰のベルトも通り過ぎて、デニムの上から彼のジッパーの上に広げた手を重ねた。
思った通り、すごく硬い。

彼の手が私のスカートの中へ入ってきて、ストッキングの上からパンティの割れ目を指でなぞられる。

だんだん指に込められた力が強くなってきて、生地と割れ目はくっついて、ぐしゃぐしゃになった。
ストッキングの中が熱くなったわたしは、ストッキングとパンティを同時に脱いだ。

彼もデニムとボクサーパンツを同時に脱ぎ捨てた。
腕を掴まれて、そのままベッドの上に寝かされて、見つめられる。
本当は脱がせて欲しかったけど、なんとなくニットやスカートも自分で脱ぎ裸になった。

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