双子の幼馴染はどちらも大事な彼氏です (Page 2)
ワイワイと和やかに。ここだけ見れば、本当にただの幼馴染、同級生。仲の良い男女の友人関係。でも、私たちはそうではなかった。
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「ンふ…ぐ…ッん…」
膝立ちになって、私は快人の下半身へと顔を埋める。血管の浮き出た赤黒いそれへ舌を這わせ、先端を吸って、それから口の奥へと迎え入れていく。
「清香、無理しなくていいぞ」
「ンぁ…んッ…」
「こっちはだいぶ解れてきたよ」
私を後ろから抱き締めるようにして、爽太の指が私のお尻の穴を犯していた。
爽太と快人、それから私。これまでに三人でしたセックスの回数はもう数え切れないほど。それも私たちは「セフレ」ではなく三人で交際、いわゆるポリアモリーという関係だった。
「清香、もういいよね?」
「…うん」
「爽太は相変わらずせっかちだな。清香も嫌ならちゃんと言えよ」
ダブルベッドでも、三人で乗れば少し不安定にギシギシと軋む。ここが一階の角部屋でなかったら、私が泊まるたびにご近所迷惑となっていたかもしれない。正直な話、そんな心配がうまれてしまうほど、二人とのセックスは激しくて情熱的だった。
「ッぁ…かい、と…」
「苦しくないか?」
「へい、き…」
大学では無愛想、塩対応、絡みにくい、柄が悪いなどという評判になりがちな快人。けれどもベッドの上ではとにかく優しく、いつだって私のことを労わってくれた。仰向けになった快人に跨るようにして挿入し、そのまま胸元へ寄り添って私はうつ伏せになる。
「ぅ、ンッぁぁ…」
「清香、ほんとえっちだね。もう簡単にアナルに入るようになっちゃったんだから」
快人を膣に受け入れたままの状態で、私の肛門には容赦なく爽太の肉棒が突き立てられた。押し広げられるような鈍い痛みを経て、蛇のような熱の塊がぬるりと入り込んでくる。
「ンッ、ぁぅ、ア、ッぁ…ンンッはぁ…」
「清香…おいで」
「ンふぅ…んぅ…」
「快人がキスしてるとさ、清香の喘ぎ声聞こえないんだけど」
周囲の間では優しくて快活な好青年で通っている爽太だったが、えっちのときはどこか意地悪で責め方も激しいタイプだった。
既にアナルへのピストンで快感が極まっていた私へ追い打ちをかけるように、爽太が耳を舐めて首すじを食んで、さらには肩口に齧り付いてくる。
「ッひぃあぁッ…ぁ…ちくび…ちくび、だめだよぉ…」
「清香はおっぱい感じやすいもんな。ほら、清香の超スケベな顔、快人に見てもらいなよ」
二人と繋がったまま、爽太の指先で乳首をぎゅうと摘まれた私は、思わず喉を仰け反らせて大きく喘いだ。ずぶ、ずぶ、と爽太が私のお尻の中を掻き回すたびに、羞恥と快感と倒錯が混じって思考力が落ちていく。
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