意地悪な彼に焦らされて、クリ責めされて、気持ち良くなっちゃう (Page 3)

そう言って、ぬるぬるになったクリトリスを指で再び愛撫される。
私の気持ち良くなるポイントを知っていて、指で擦られる。

「あっ…それ…だめ…」
「知ってる」

指で何度も擦られて、切ないくらい気持ちよくなってしまう。
自分でもたまにするけど、人に快感をコントロールされる方がずっと気持ちいい。
あっという間に彼の指でいってしまった。

「あーもう。ほんと可愛い。入れていい?」

彼のものが中に入ってくる。
この瞬間が一番好きだと思う。
彼と一つになれた瞬間。

「大丈夫?姿勢、辛くない?」

前戯が終わったら、すぐに優しくなることを知っている。
速さも私に気遣ってくれる。
自分の好きなスピードではなくて、私の好きなスピードに合わせてくれる。

「あっ…ん…」
「ほんと、声、可愛くて好きだわ」

耳元で。私も彼の声が世界一好きだと思いながら、一緒に達してしまう。
前戯では意地悪な彼なのに、入れた瞬間、優しくなって、いつも同時に達すること。
この刹那的な時間が、本当に幸せだって思う。

「今日もめっちゃ可愛かった」

にこにこしながら、いつも通りの爽やかな笑顔の彼。

「もう。意地悪ばかりして」

なんて、怒るふりをしながら、そんな彼が好きなんだって実感する。

笑い合って、ふざけ合って。
流れ続けていた映画はエンドロールに差し掛かっていたけど。
私と彼の関係はいつまでも終わりのない物語を紡いでいきたいと思った。

Fin.

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