芸術は爆発だ!? (Page 2)
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こうして私は一糸まとわぬ姿になった。イケメンといえども、好意を抱いている人に裸をまじまじと観察されるのはやはり、恥ずかしい。
「写真、撮らせてもらいますね」
「えっ!?」顔が熱くなる感覚。
「では、失礼して」
優君はにこにこと笑いながら、まずは私の胸を観察する。
「キレイな乳首で、胸と乳首のバランスも大変きれいだ。ほれぼれする」
「やめてよ、恥ずかしいよ…」
「ああ、すみません。感想が止まらないタイプでして。それにしても、きれいな色をしている。桜のような桃色、つるんとした肌、丸みのある胸…」
顔が熱くなっていく。恥ずかしい、けど、まんざらでもない気持ち。
「ふふ、いたずらしたくなる」
優君は突然、片手に持った絵筆で私の乳首をくすぐる。
「ひゃぁぁぁ、っ、くす、ぐったい、よぉ!」
びりびりとした気持ちよさが全身を走り抜ける。
そんな様子を優君は嬉しそうに写真に収めていた。
首筋、脇、背中、太腿、脚。足の裏まで撮影された。
その度に彼は甘い言葉をささやいたり、時にはいたずらをしてくる。
そしてそれが、とにかく気持ちよかった。
「じゃあ、最後になるのですが…」
彼は相変わらず微笑みながら、私の股を見つめる。
「座って、こちらに向けて、そこを開いて?」
「は、はずかしい、よぉ…!」
「見たいなぁ、絶対、かわいいもの」
彼は耳元でささやく。
脳みそは羞恥心で支配されるが、私は彼の言葉に服従してしまった。
くぱ、と開いたその場所を見て彼は実に満足そうな表情を浮かべる。
「あああ、きれいだなぁ!やっぱり、僕の見込み通りだ」
「やだぁ、っ!はずかしい、よぉ…!」
「だめだ!もっと、もっと開いてくれ!見せてくれ!君のその顔が、見たい――!」
私はその言葉に従い、脚をVの字に開脚し、隠された場所を彼に見せつける。
「ああ、よかった。君に頼んで。やっぱり、君しかいない」
彼は悦に満ちた表情で何枚も、何枚も写真を撮影した。
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