何がほしいの?言葉でいって~静かな夜、立体駐車場で~
彼氏と別れたばかりの脇田文(ふみ)。同僚で4歳年下のあかりの男友達、暎二が文を紹介してくれと言っているという。文は仕方なく、あかりのいる前で暎二にメッセージを送りその夜会うことに。暎二の運転でショッピングモールの立体駐車場に降りた文は暎二に唇を奪われて…。今、喘ぐ文の前で暎二は跪いて濡れた秘部を舐め回している…。
偶然を装ったように、文は、同僚で4歳年下のあかりと、廊下で立ち話を始めた。
あかりはスマホを隠しながら、文に差し出した。
「さっきのメッセージ本当?ちょっとカッコいいけどさ…ねぇ?」
あかりは『イケメンが脇田さんのことを紹介してほしいそうです』と意味深なメッセージと共に、いたずらっぽく笑う男性の横顔を文のスマホに送っていた。
「何が『ねぇ?』なんですか!いい人いたら教えてっていったじゃないですか?!これ読んで下さい」
あかりはスマホ画面をスクロールして、文にだけ見えるようにしていた。
『前にもいったけど、お前と一緒に職場から出てきた人の連絡先教えてほしい。至急聞いて!頼むから!!』
そのあと、あかりが送った文の写真が出てきた。
「ちょっと、勝手に写真送らないでよ」
「暎二がいってる人が誰か分からなかったんです。ほらここ『この人!!』って」
あかりの男友達、暎二との長いやり取りを冷めた目で見ていた。
「もう3ヶ月前なんですよ?その時まだ脇田さん…。暎二のこと昔から知ってるけど、すごくいい子なんです」
あかりはメッセージの日付を指さした。
文は、つい先日彼氏と別れたばっかりで、あかりも勿論それを知っている。
「はいはい、分かりました」
「嘘!本当?脇田さん?」
「自分から紹介しておいてー…」
「脇田さん『ムリ、ダメ』っていうかと思って。えっと、これが連絡先。名前は清水暎二です」
文は自分のスマホに清水暎二の連絡先を打ち込むと、
『初めまして、脇田文です』
とあかりの前でメッセージを送った。
「今度、奢ってよ」
「脇田さんが奢ってくださいよ」
ピコン。
『初めまして文さん。今夜、ご飯どうでですか?』
「えー…。暎二くん軽くない?」
「暎二、噛んでる!!緊張すると、こんな文章になるんですよ。暎二、今日は仕事ミスするなぁ…。脇田さん暎二のこと頼みましたよ!!」
あかりは、文の背中をバシっと叩いて、廊下を歩いて行った。
*****
「ぁアぁん…暎二くん…ダメ…ぁあぁ…」
「文さん…」
「あァん…ダメぇ…」
ふたりは食事をし、暎二の車でショッピングモールの立体駐車場にいた。
買い物に寄りたいと、いい出したのは暎二のほう。
段々といい雰囲気になってきていたふたりは、車を停めて外に出ると、文の腕を暎二が引っ張りコンクリートの冷たい壁に身体を押しつけて、唇を奪った。
それが数分前。
今、暎二は文のスカートを捲り上げてパンティを下ろし、蜜で濡れた秘部に唇をくねくねとした動きで這わして唾液を絡ませている。
文の喘ぎ声が、静かな駐車場に響き渡っている。
「んっぁあン…や…暎二くん…あぁ…あァ…」
暎二は跪くと、文の太ももと細いウエストを力強く掴み、唾液と蜜で濡れた秘部に顔をうずめて、音を立てて愛液を吸いあげている。
近くに停まっている車は、数台で、天井の灯りは夜とは思えない。
「はぁア…文さん…どんどん濡れてく…イクまで舐めますよ?いいですか?」
全身が痺れている文は虚ろな目で俯くと、口の周りを舌で舐めて、いたずらっぽく微笑む暎二と目が合った。
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