デート帰りの甘い誘惑 (Page 3)
私の家の帰り道にあるラブホテル。
そこに寄ることにした。
「え、漫画喫茶とかファミレスでも俺は全然…」
そう驚くセイヤに私から提案した。
お互いの気持ちを確認し、関係性が変わった今、少しでも触れていたい。
セイヤへの気持ちを認めた私は次まで待てそうになかった。
手を繋いで部屋を選び、エレベーターに乗り込む。
この時点で私はもう、少し濡れてしまっていた。
これから起こることへの緊張と、興奮。
セイヤも同じ気持ちだと良いな。
*****
部屋に入り、二人でソファへ腰掛ける。
「あー!なんか、緊張するな!」
セイヤがいつもみたいに明るく言った。
「ふふ。私も。久しぶりだし、相手がセイヤなんだもん」
「…俺も、久しぶり」
セイヤは付き合ったことはないけど、マッチングアプリで女の子と遊んでいたから経験もあるのだろう。
「私、あんまり慣れてない…かも」
「ふっ自分から誘っておいて何だよ~」
笑いながら頭を撫でられる。
そのままその手が頬に触れ、私たちはキスをした。
優しく何度も。
徐々にそれが激しくなっていく。
ちゅっ…
ちゅくっ…
舌を絡ませていやらしく音を立てながらキスを繰り返す。
私はセイヤの腕にしがみつく。
頬の手が頭に周り、もう片方は腰の辺りを支えてくれた。
「アヤミ、ごめん…俺…優しく出来ないかも」
「んっ…っ良いよ。早く、私をセイヤのものにして…!」
それを聞いたセイヤは私を抱っこしてベッドまで移動した。
寝かした私に跨がり、上の服を脱ぐ。
引き締まった身体に、シルバーのネックレスが揺らめく彼を見てドキドキしていた。
「セイヤ…早く…」
「アヤミ…!」
私に覆い被さりキスをしながらブラウスのボタンをはずす。
下着姿になった私をセイヤが見つめる。
「すっごい可愛い」
幸運にも新調したばかりのブラジャーとショーツ。
赤色のバラの刺繍が彼を挑発しているようだった。
そのまま優しくブラジャーを外し、胸を撫でられる。
「あっ…」
気持ち良くて声が漏れる。
セイヤの指が、私の乳首をつまみクリクリと刺激を与える。
それと同時に首筋をねっとりと舐められた。
「ああっ…ダメっ…」
体を仰け反らせてセイヤの腕を持つ。
「可愛い…アヤミ…」
胸に刺激を与えながら、もう片方の手が下半身へと伸びる。
ショーツの上から触られただけで私はビクッと反応していた。
「アヤミ、もうビチャビチャじゃん」
いじわるそうに笑うセイヤに私は恥ずかしくて俯く。
そのままショーツをずらされてセイヤの指は私の秘部をなぞった。
「あっ…やぁ…」
私の声を無視して、セイヤは指を二本、出し入れする。
チュクチュクといやらしい音を立てて私の割れ目からは愛液が溢れていた。
「すっごい濡れてる。気持ち良い?」
指を動かしながら私を見つめる。
「ダメ…っあっああ!…セイヤぁっ」
指の出し入れに合わせて声が漏れる。
快感と恥ずかしさに彼の腕にしがみつき、耐える。
「…やめてほしい?」
いじわるそうにそう聞かれて指がピタッと止まる。
「…!!ダメ…やめないでっ…」
私はセイヤを見つめて懇願した。
「アヤミまじで可愛い」
チュッとおでこにキスをされてそのまま激しく指を動かされた。
高速のピストンに私の快感が押し寄せる。
ピチャピチャピチャピチャピチャっと激しい音。
「ああああっ!だめぇ!イッちゃうよお!!!」
私の悲鳴に近い声がホテルに響き渡る。
「ああっ!!本当にっ!イくっ…!!ああっ!!」
そのまま私は大きく腰を反らして絶頂を迎えた。
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