魅惑のカノジョの甘い蜜
2ヶ月前に彼女と別れた性欲旺盛なたけるはプラプラと街に出る。財布を落としたことがきっかけでここみと出会うが、会って2回目にしてラブホテルに行くことに…!しかしここみの身体には無数のアザがあった。彼氏がいること、彼氏に暴力を振るわれてることを打ち明けられ、たけるのとった行動は…
「あ~やりてぇ」
彼女と別れて2ヶ月が過ぎたが、新しい彼女はいない。
心の寂しさより誰か俺の身体を癒してくれ…!
大学3年の夏休み、特に用はなかったが、街に出てプラプラしていた。
「あの子、かわいいな。あの子はめっちゃ巨乳!あんな子達とセックスしてぇ!」
こんな風に思うのも仕方がない。
たけるは性欲旺盛な21歳だ。
好みの子を見れば発情してしまうのも若さあってのことだろう。
「しかし暑いなぁ飲み物でも買って帰るかぁ」
自販機でジュースを買おうとズボンの後ろポケットに手を伸ばすが財布が見当たらない。
「あれ?ない…」
全てのポケットを見ても財布はなかった。
「落とした…?マジかよ…」
「あの…もしかしてこれをお探しですか?」
差し出されたのはたけるの財布だった。
「あっこれ俺のです!」
「そうですか、そこの木の陰に落ちていましたよ」
さっきしゃがんでた時に落ちたんだ…!
「拾ってくれてありがとうございます!」
その時、ようやく拾ってくれた人の顔を見たたけるは言葉を失った。
きれいな顔立ちで黒髪のロングヘアがよく似合う、清楚な雰囲気の女性。
細身なのに胸は大きく、艶っぽくて色気があり、たけるの好みのタイプそのものだった。
たけるはゴクリと唾を飲み込み
「あの…お礼にお茶でも…あ、暑いからアイスでもいかがですか?何個でも奢ります!」
「フフ、お茶は確かに暑いですね。アイス…ご馳走してもらおうかな」
「は、はい!喜んで!」
マジかよ、誘いに乗ってくるなんて…俺ってついてる!
*****
そして近くのアイスクリーム屋に入った。
「ダブルでもトリプルでも好きなの選んで下さいね」
「じゃあコレとコレのダブルにしちゃおうかな」
ストロベリーにキャラメル味、女の子っぽいもの食べるな~かわいいな~♡
「あの、名前聞いてもいいですか?俺はたけるって言います。21歳です」
「私はここみです。23歳だから私の方が年上ね」
「年上だったんだ。色っぽいと思ってたんですよ!」
「そうかな?あっ敬語じゃなくていいよ」
そして俺達は初めて話したのに意気投合して、連絡先を交換したんだ。
「たける君、ご馳走さまでした。楽しかった、またね」
「俺も楽しかった!連絡するから!」
…ヨッシャー!美人の連絡先ゲットー!
俺の誘いに乗ってきたり、連絡先教えてくれたり、もしかして俺のことまんざらでもない感じ?
たけるは喜び、そして浮かれていた。
*****
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