死にたがりの黒ずきんと銀の人狼 (Page 3)

「うう」
ローザは見知らぬ感覚にうめく。

 人狼は空いた手で陰門を探る。
 
薄く開かれたそこは穢(けが)れを知らない処女肉の色をしている。

「なんとも頼りなげな女の入り口だ。果たして俺を受け入れられるだろうか」

人狼の声には本当にローザを労わる響きがあって、ローザは固く閉じていた目を開け彼を見た。

そこで見たのは毛におおわれた股間からぬっと突き出された巨大な男性器だった。

「ひいっ」

ローザは身を引こうとしたが腰を掴まれ引きずり戻された。

「逃げるな。身体の力を抜けローザ」

「無理です。やめてください」

ローザの懇願もむなしく人狼の陽物の先端が、彼女の女陰の入口に当てられる。

そのまま押し割るように入ってくる人狼の男根の重圧感。

処女を裂かれる痛みにローザは首を振り悲鳴を上げ泣きわめいた。

「ローザ。ローザ」

人狼が彼女の名前を優しく呼ぶのも今のローザには聴こえない。

人狼はローザの秘肉のぬめりにあらがえず腰を動かし始める。

パンパンと、肉と肉がぶつかる音が響き始める。

「あ、ああ」

ローザは激痛とその奥からわずかに感じる快楽の萌芽にうめいた。

わずかにあふれ出した愛液がくちゅくちゅと音を立てる。

人狼はローザの胸をわしづかみにして激しく突き上げ始める。

ぐちゅっぐちゅっと淫猥な音がつながった股間から響きだす。

「あう、あああ」

人狼は激しく腰を前後させると、精液をローザの中に流し込んだ。

「あ、ああ」

ローザは泣いた。

その涙には痛みよりも快楽への愉悦によるものが含まれるようになっていた。

*****

ローザはいま、うつぶせにされて後ろから貫かれていた。

荒々しく打ち付けられる人狼の巨大なペニスを、ローザの身体はなんとか受け入れていた。

もう何度も体位を変えて抱かれていた。

ローザは喘ぎ疲れて声が枯れていたが、人狼はまだ息も乱さず余裕の体だ。

ローザを後ろから突きながら彼女の身体を鑑賞して楽しんでいる。

「背中にも美しい模様が。神が描かれたのか」

「ああ。あ、そんな。美しいなんて」

言葉に身体が反応する。

人狼のペニスをローザの女性器がキュウと締め付ける。

「うう。いいぞローザ。おまえの身体は素晴らしい。美しく、淫乱だ」

ローザの女壷に締め付けられて、より人狼の動きが早くなった。

ローザの内側がかき回され、肉という肉がぬめりとともにこすり上げられる。

粘っこい蜜がつながっている隙間からコポリと漏れる。

「あああん」

ローザは背を反らせ、エクスタシーにむせび泣いた。

人狼はローザの身体をひっくり返した。ローザは息も絶え絶えになりながら、人狼を見上げた。

あれほど恐ろしかった狼の顔がいまは愛おしい。

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