初めての女性向け風俗店
OLとして働くみのり。彼氏に「エッチな事に関して免疫がなさすぎる」という理由で振られ、始めて女性用風俗店を利用する事にした。緊張する中、担当してくれたのは翔平。彼の話術で段々とリラックスし、快感にのまれていく。
部屋にノック音が響く。
「みのり様、お着替えは終わりましたか?」
そうドア越しに声を掛けられた。
「ぇ、あ、はい~…」
緊張で声が上ずったが、なんとか答えるとドアが開き男性が入ってきた。
「失礼します。担当します翔平です。よろしくお願いします」
紙の下着をつけているだけの姿が恥ずかしくて、男性の顔を見ることはできなかった。
何も答えられない私の事を察してか、彼はベッドに誘導した。
「では、準備を始めますので…こちらに横になってください」
あ、うつ伏せで…と言葉を続け、私は素直に従った。
*****
私はついさっき彼氏に振られた。
付き合って半年記念日だった。
待ち合わせした時から不機嫌そうだった。
機嫌が良くならなかったら、早めに解散しようと思いながらお昼を食べるために歩き出すと急に切り出された。
『別れたい。お前と一緒に居ても楽しくないし、エッチしてても満足できない。免疫がなさ過ぎてすっごく面倒くさいから…じゃ』
そう言うと、去って行った。
呆気にとられ、反論することも引き留めることも出来なかった。
(…あぁあ、半年記念日だし、お洒落してきたのに…)
そんな事を冷静に考えていた。
帰宅するために引き返す。
予定が無くなり、この後何をしようかな~なんて考えながら歩いて居ると、ビルにある看板が目に入り足を止めた。
(…行ってみるか…)
*****
「…では、始めていきますね。受付でも少し説明はさせていただいたと思いますが、施術しながらも補足いたします」
ベッドにうつ伏せになると、翔平はバスタオルを掛けてくれた。
「当店は女性専用のマッサージ店です。俗にいう性風俗です。もちろん、みのりさんの嫌がる事はしません。ご希望には必ず沿いますので、その都度伺いますのでお申し付けください。では、初めていきますね」
そういうと、太ももを触り始める。
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