可愛い青年を大人にしてあげようと思います (Page 2)
最近の少女漫画は過激な描写も多いし、ましてや働く女性をターゲットにしたマンガ雑誌だからそういう描写も普通より多いけど。それと実際の経験とは違うと思う。
色々と言いたいことはあったけれど、あんまり必死に懇願されて無下にもし辛く、ちょっと楽しいかも?とか魔が差してしまった。
値段だけで選んだラブホの一室でシャワーを浴びながら、軽率だっただろうかと頭を悩ませた。
ベッドに座っていた安芸君の隣に座り、何回も聞いたことをもう一度聞いた。
「しつこいようだけど、もう一回聞くわね。本当に、後悔しない?」
「絶対に後悔しません。久世先輩、お願いします」
「ベッドの上では唯って呼んで」
ぎこちなく重ねられた唇。触れるだけでは物足りない私は首に腕を絡め、深く口づける。おずおずと差し出された舌を絡め、擦り合わせる。混ざり合ったどちらのモノともつかない唾液が糸を引いて胸元に落ちた。もともと緩く羽織る様に着ていたバスローブを肩からおろしていく。
「触っていいよ。ただし、優しくね」
壊れ物でも触る様に慎重に胸に手が添えられる。柔らかさを確かめるように緩くもまれる。
「柔らかいし、あったかい」
「も少し力入れても大丈夫。舐めてもいいから」
先程より少し手に力が入り、ぴんと存在を主張していた突起に舌が触れる。ぺろぺろ飴を舐めるみたいに舐められて、堪えきれない嬌声が短く口から零れる。これで初めてなんて末恐ろしい、伸びしろありすぎじゃない…?
口の中で転がされ、空いた方は指先で転がされる。
「はっ、あ、そう、上手ね。才能あるよ」
「唯さん、かわいい…」
乱れ切りほぼ意味がなくなっている安芸君のバスローブを脱がし、意外と厚い胸板に唇を寄せる。窮屈そうなモノを取り出し、緩く手で擦る。
「唯さん…そんなこと、したら」
口ではそんなこと言いながら抵抗はしない。
下着を取り払い、安芸君を押し倒し私が上になる。逞しく勃ち上がるモノにちゅっとリップ音を鳴らしてキスをするとびくりっと安芸君の体が震えた。そんなところも可愛くて、すでに先走りで濡れているモノをちょっとづつ咥えていく。口に入りきらないところは手で擦って、ゆっくりストロークする。
「唯、さん。そんなこと、ヤバッ、すぐイク!」
「えー、男の子の理想じゃない?それともこっちの方がいいかな?」
胸を寄せて安芸君のモノを挟む。胸で擦り上げながら、先端を咥える。
「あ、もう、だめっ、イク!」
「いいよ、出して」
言い切るか切らないかのうちに、熱い迸りが胸を白く汚した。
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