京都弁ヤンデレ元彼に捕まって、エッチな復讐を受けました… (Page 6)
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携帯を眺めながら冷たい笑いを浮かべる湊くん。
あのお仕置きのとき以来、私にはとても優しくて、あんな笑い方はしなくなっていたのに…
私はそっと湊くんの後ろにまわり込む。
携帯のディスプレイが見えた。
「どうかしたの?」
私は彼氏である湊くんに問いかける。
すると、湊くんはすぐに携帯をポッケに入れ、いつもの暖かい笑みで「なにも」と答えた。
“いじめてすいませんでした。もう許して”
“謝るから、助けてください”
ディスプレイに表示されたメッセージがなにを意味するのか…私には薄々わかっていた。
でも、見ないふりをして湊くんにキスをする。
「大好き。湊くん」
湊くんの復讐はまだ続いているのだろう。
Fin.
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