「お嬢様様には素直になっていただきます」高飛車な私への調教が始まる…!」 (Page 2)
彼は私の両手首をいとも簡単に片手で掴むと、私の頭上に縫いつけた。
「一体何をするつもりなの」
彼は片方の口角をあげると、もう片方で私の足首を掴んだ。そのまま足を広げられ、白い三角州を顕にされてしまった。
なんでみだらな姿だろうか。彼を睨みつけるしか出来なかった。
「いいですね、その顔。あなた様その気高さをいつまで保っていられるか。見ものですね」
「ああっ」私の中に何かを入れた。
ブブブブと音をたててお腹の奥をじんわり刺激する。こんなものに負けてたまるかと、唇を噛んで声を押し殺していた。
「そんなに強く噛んでいると血が出てしまいますよ。そうですね、少し楽にして差し上げましょう」
そう言って頭を撫でると、今度は下着の中に手が伸びて下ろされた。抵抗しようにもバイブが無機質に奥を刺激してくるから力が入らない。
そのまま太ももの内側を撫でる。くすぐったいようなもどかし感覚に、私は気づけば唇を噛むのをやめて声にならない吐息を漏らしていた。
太ももからツツーっと降りてきて付け根を優しくなぞる。そして指先で溢れる汁を拭うように割れ目を撫でる。割れ目を広げては撫でてみたり中を覗くように見たり。視姦されるなんて屈辱は初めてだった。
「1番優しい強さですが、体は十分な程に感じていらっしゃいますね。ほら、先程からお嬢様の蜜が溢れだしていますよ」
「ふぅ、はぁ、あ、」
彼はきっと、私が欲しいとねだるまで与えないつもりなのだろう。果てるに満たない優しい刺激に身体中が痺れて自由がきかない。頭も溶けてきているのか、快楽が欲しいとサインを出している。
しかしそれを残った理性が許さない。ここで甘えて楽になってしまいたい、しかしそれを僅かなプライドが制止する。さらにバイブと明人の甘い刺激が思考を鈍らせていく。どうしたらいいのだろうだろうか。混乱して大粒の涙が溢れてきた。
「おお、お嬢様、そのように泣かれますと私の胸も痛うございます」
「明人、身体中が熱いの、助けて」
涙を拭おうとした彼の大きな手に、自分の頬をすり付けた。ひんやりとして気持ちがいい。自然と表情が緩んでしまう。
先程までの葛藤は、涙に流されてしまったのだろうか。ただじんわりと襲ってくる刺激と、彼の手の温度が心地いい。まるで子供に戻ったかのような感覚だった。
彼の息を飲む音が聞こえたきがした。ふと見れば彼の顔は少し火照り、恍惚の表情を見せていた。いつもの口角を上げただけの張りつけたような執事の顔からは想像も出来ないような男の顔だ。
「明人?」
「お嬢様、よく出来ました」
彼はゆっくりバイブを抜いた。もう終わりかと思ったら、今度は細長いものがバイブよりも奥を目掛けて入ってくる。
「ああっ」
彼の指だ。節のある男の手をしていながら女性のように細長い指で、奥を擦っている。
「やぁ、あ、あああっ」
先程よりも激しい感覚に腰が跳ねる。まるで熟知しているかのように弱いところを責めてきて、悲鳴に近い声で果てしまう。
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