彼氏に自慰を撮影される (Page 3)
視線だけを向ければ生まれたままの姿になっている裕次郎がおり、彼の竿ははち切れんばかりに大きくなっていた。
そして、彼の手にはスマートフォン。
レンズは相変わらず識名を向いていた。
「おつかれ識名。じゃあもっとちゃんと見せてね」
「え…え…?」
何をされるのかわからず首を傾げていると、裕次郎はスマートフォンを識名の体に近づけると胸から足先まで舐めるように写した。
そして開いていた股をさらに広げると秘部だけを撮るようにレンズを近づけた。
「ちょっ…!ちか、い!」
「そう?でもちゃんと近づかなきゃ見えないし」
裕次郎はそういうと一度秘部を撫で、指をゆっくりと挿入した。
くちゅくちゅと、わざと音を立てて中を慣らす。
十分湿っていると確認すれば指の本数を増やして中を刺激する。
「ぁっ!んっ…ゆうじ、ろ…あんっ!」
「識名さ。近いとか言って恥ずかしがってるけど、撮られるの結構好きでしょ」
「ちがっ!そういうんじゃ、んぁ!」
指の腹で押されるたび快楽が全身を駆け巡る。
指で中を押し広げられ、秘部を重点的に撮影されている。
恥ずかしいのに興奮が冷めやまない。
識名は無意識のうちに腰を振っていた。
「ゆーじっ、ゆーじろっ…ぁっ!」
「んー?どうしたの?」
「いれ、て…!いれてぇぇ!」
我慢できず艶かしい声で懇願する。
裕次郎は満足そうに笑うと、スマートフォンを識名から離し自身の竿を当てがった。
竿が中に入っていく様子を写したいのか、腰を支えながらゆっくりと挿入する。
待ちに待った刺激に体がのけ反った。
竿が奥まで入り、裕次郎はそっと下腹部を撫でた。
「あー、識名の中めっちゃきもちー」
「ぁ、ぅ…すき…すきぃ…」
識名はすでに撮られていることなど頭にない。
ただ快楽を求めるように腰を振り竿を刺激した。
裕次郎は片手で腰を掴むと中を抉るように擦り上げた。
「はぁっ!ぅぁ!ぁっ、ぁっ!」
「はは…なに。識名ここ好きなの?自分で腰振ってるよ」
「うん…!すき、ぃ!」
眩暈がするほどの快楽。
奥へとくる刺激に喘ぐことしかできない。
しかし、片手はスマートフォンを持っているためかいつもの激しさは少ないし。
さらに画角をも考えるとなると集中できないのだろう。
裕次郎は苛立ったように舌打ちすると、スマートフォンを投げた。
「ああ、もう!識名が可愛すぎるのがいけないんだからな!」
「え?…ああああっ!」
両手で腰を掴んだかと思えば容赦なく腰を打ち付けられた。
奥へと叩き込まれる快楽に意識が飛びそうだった。
激しい動きに限界は近い。
識名は生理的な涙を流しながら悲鳴にも似た喘ぎ声を上げた。
「イク!イク!ぁあああああ!」
体を大きく反らせると視界が点滅するほど深く果てた。
ぎゅぅ、と竿を抱きしめるように収縮する中。
ふわふわと意識が朦朧とする。
体が痙攣するように快楽の余韻が続く。
荒い呼吸を落ち着かせていると、裕次郎が体を包み込んだ。
暖かな体温に安心する。
抱きしめ返せば裕次郎が小さく囁いた。
「もう一回」
「…え」
「俺イけてないからもう一回」
「えっ、いや…私イったばっかだか、ちょ!どこ触って、んっ…まっ、て…!あっ!」
いつの間にか動画などそっちのけ。
二人はこの後三回求め合うのだった。
Fin.
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