仕事中なのに…イケメン営業マンの同僚に密室で弄られ、イカされる私 (Page 3)
ガチャ。
倉庫部屋のドアを開き、インクを探す。
「えーと、確かこの辺に…」
「おっ中村ちゃん。」
聞き覚えのある声が聞こえてドキッとする。
「真崎さん!」
「奇遇だねえ。何探してるの?」
子犬のような笑顔で笑いながら真崎さんが尋ねてくる。
「プリンターのインクなんですけど、多分上の段に…」
「一番上か。中村ちゃん届かないでしょ?」
確かに、155cmの私の身長では届かない。
「うーん…」
「しゃーねーな!俺が抱っこしてやるよ」
「え!?抱っこ…!?」
ほらっ、と急に腰を持ってヒョイと抱き抱えられる。
「わ!ちょっと!真崎さ…」
「ほら!早く取って!」
心臓をバクバクさせながらインクを手に取る。
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