仕事中なのに…イケメン営業マンの同僚に密室で弄られ、イカされる私 (Page 2)
斜め後ろから不意に声をかけられ、心臓がドキッとした。
「髪結んでるの珍しいね」
顔を近づけてくるこの男は、営業部エースの真崎さん。
180cm超えの高身長で、細身だけど筋肉質な圧倒的スタイル。
職場の女子達からの人気はダントツだ。
「髪、集中する時はジャマになるんで結ぶんです」
「そうなんだ。似合ってるよ、可愛い」
「あっ、ありがとうございます」
急に褒められて照れてしまう。
耳が熱くなっているのがわかる。
真崎さんは、こうして時々話しかけてきてくれる。
イケメンで優しい彼が、この職場の唯一の癒しと言っても良いかもしれない…。
*****
「プリンタのインク切れてる…私、取ってきます」
ありがとー、と同僚に声をかけられながら部屋を出る。
備品が置いてある倉庫部屋へ向かう。
同じフロアの中で、一番遠い場所にある部屋。
いちいちこうして備品を取りに行くの、億劫なんだよなー…。
そんなことを思いながら、少し冷える廊下を足早に歩く。
*****
レビューを書く