夏物語。夜空に咲く花と深い愛 (Page 2)
羞恥心でどうにかなりそうな私を他所目に、背後から私の腰を掴むと、しゃがみこんで濡れた秘部を押し開く様に指で左右に広げた。
『やぁぁあっ!』
「こんなエロい紬を見れるのは俺だけなんだよね」
そのまま秘部に顔を寄せると、愛蜜の溢れる私の恥ずかしい部分に熱い舌を這わせていく。
『ンッ…ああ…っ』
「腰揺れてる…こんなんじゃ足りないかな?」
『…そ、そんなこと…』
「素直になりなよ」
そう言って再び舌を這わせる。
一番気持ちいいところをわざと避けるように、焦らしながら…。
気持ちいい…だけど…
『…ぁああ…お、お願い…そこじゃなくて…』
「ここ?」
舌先が秘部の上に咲く蕾を舐め上げた。
待ち侘びた快感。
仁の舌が気持ちいいところにたくさん擦れて、おかしくなる…。
同時に仁の細くて長い指がナカへと入ってきてナカを掻き回す。
『ぁああっ…やぁだめっ…あぁぁンッ…』
性感帯を同時に責め立てられ、甘い痺れが背筋を駆け抜けていく。
立っているのがやっとだ。
木に身を預け、仁からのとめどない愛撫を受け止めた。
仁は硬く大きくなった自身を取り出すと、そのまま入り口に先端を擦りつける。
ヌルヌルとした感触は、興奮材料として申し分がない。
「紬、もう少し脚開ける?」
仁の言葉に私は彼が入れやすいように脚を左右に開いた。
『仁…早く入れてぇ…』
「言われなくても」
その言葉と同時に、私の腰を両手で掴んでグッと奥深くまで自身の膨れ上がった欲の塊を沈めていく。
彼の愛撫で蜜の溢れ返った私の身体はいとも簡単に仁のモノを根元まで飲み込んだ。
『ああ…っ、や…あっ、…んンッああ…あ、あっ…』
凄まじい圧迫感は、彼で埋め尽くされているという証。
「紬のナカ、ヒクヒクしてて気持ちいいよ」
仁は激しく前後に腰を振った。
『ぁああッ…ンッ…』
「そのエロい顔、ほんとたまんないわ」
今まで以上に強い律動が送られる。
私の最奥を何度も突き上げられ、その度に私の中からは愛蜜が激しく飛び散って零れ落ちる。
『あぁぁあっ…あ、も…ああん…も…ダメ』
「すご…どんだけ潮吹けば気が済むの?」
『やぁ…言わないでぇ…アッアッ…ンッ…』
自分の意思に反して、私の蜜壺から幾度となく透明の蜜が音を立てて弾け飛ぶ。
肌と肌のぶつかり合う音も、二人の結合部が奏でる卑猥な水音も、抑えきれない甘い声も、そのすべてを夜空に咲く花火が夏の夜に隠してくれる。
レビューを書く