止まらない振動に快楽堕ち (Page 2)
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「雪乃さん、大丈夫ですか?体調悪そうですけど」
『大丈夫。ごめんね心配かけて』
どの仕事をしても集中なんてできるわけがなく、後輩にも心配される始末。
時折、振動を始め不意に快感を与えてくるローターに耐えながら平然を装い仕事をこなしていたが…。
『ん…っ!』
今までよりも大きな振動が始まる。
予想もしていなかった激しく甘い衝撃に、息すら止まりそうだった。
「雪乃さん、どうかしたんですか?」
心配するフリをして私の元へとやってきた駿。
『な、なんでもありませんっ』
送り込まれる刺激に、私の呼吸は乱れ、頬は紅潮し、顔全体に熱が集まるのがわかる。
必死に堪える私を見て駿はニヤつきながら、ポケットに手を入れ遠隔操作リモコンのボタンを押しローターの動きを強めた。
ブルブル…
無慈悲な振動にビクンッ、と腰が震える。
『あ…っ…う、ンッ…』
会社という場所で、就業中にみんなの前でこんな醜態を晒すなんて…。
止むことのない快感の嵐は容赦なく私の中で膨れ上がり、ナカはヒクヒクと痙攣を始める。
『あァッ…や…っ…』
漏れてしまった喘ぎ声。
快楽に抗えず絶頂を迎えてしまった私はオフィスに力無く座り込んでしまった。
こんな卑猥な玩具に、イかされてしまうなんて…。
私の様子がおかしいことに気づいた人たちが、周りに集まり始める。
「大丈夫ですか?顔、真っ赤ですよ?やっぱり熱でもあるんじゃないですか?」
『軽い貧血かも…お騒がしてごめんなさい…』
こんな状況でも尚、駿はローターのスイッチを切ってはくれない。
ブルブルと私の蜜壺の中で暴れ回っていた。
強弱を変えながら、私に快感を与えていく。
『…っ…うう…ンッ』
これ以上続けられると、もう誤魔化しきないかもしれない…。
限界を感じていた時、ようやくナカのローターの動きが止まった。
「確かにつらそうだね。今日はもう帰って休んでもらいます。一人では帰れないだろうから送っていくよ。みんなは仕事を続けて」
私をこんな風にした張本人は、あなたのくせに…。
駿の指示を受けて、周りに集まっていた人たちは私に心配の言葉をかけながら、それぞれの業務に戻っていく。
「さぁ、帰りましょう」
座り込んでいた私を抱え上げ、そのまま駿の車へと乗せられ家へと向かった。
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