その瞳に焼き付けて (Page 3)

「み、見ないで、恥ずかしい…」

「感じやすいんだね、可愛い」

蜜がしみだしてびちゃびちゃになった下着の上からゆっくりと撫でられるだけで、ぞくぞくっと背筋が震える。そっと下着を脚から抜かれ、割れ目を指で開かれる。見るまでもなく蜜でとろとろで、そこを見られてると思うとさらにとろっと蜜がこぼれた。
下から上に割れ目を軽く撫でられるだけでくちゅりと音が立つ。零れ落ちる蜜を絡めながら指が深く侵入して、ぽろっと生理的な涙がこぼれた。

「んあっ、ん、んんあっ！」

「ちゃんと声我慢してえらいね」

いくら鍵がかかっていて外から見えないとわかっていても、教室を一歩出たらいつ誰が通るかわからない通路だ。もし声を聞かれたらと思うと声を上げること自体ためらわれた。
それが分かっているのかいないのか、指はさらに大胆さを増しあっさりとクリを見つけ出し、親指と人差し指で擦られる。

「…っっ！んーっ！」

音にはなりきらない声、とっさにパッと手で抑え込んだ嬌声。手で抑えていなければ甲高い声を上げていたことだろう。
クリをこすりながら空いてる手は入り口をなぞり入り口の浅いところを出たり入ったりを繰り返す。物足りなさに切なさに似た気持ちがこみ上げる。

「もっと…」

ねだる声は自分でもびっくりするぐらい切なげだった。
一瞬きょとんとした顔をしたけれど、心得たとばかりにすっかり包皮を剥かれたクリにちゅっと吸いつかれる。ぞくっと背筋が反った瞬間を狙ったかのように深く指が挿し込まれる。くちゅんと大げさなくらい音を立て、指2本をあっさりと飲み込む。その快感にナカがぎゅっとしまり、指を締め付けた。

「はっ、指千切れそう。このままあちこち擦られるのと、クリ舐められるのだったらどっちがいい？」

「んっ、選べなっ！どっちもして！」

「お望みのままに」

やや芝居がかった言葉と共に指が激しく抜き差しされ、クリが口の中で転がされる。ナカのいいところに指先が擦れ、背筋が反る。そこばかりを擦られ、最初は2本だった指を最終的には3本受け入れ、いいところばかり擦られさらにきゅうきゅうとナカが締まった。強い刺激にくらりと視界が揺れる。口に当てた手にかかる息も熱を上げていく。

「イキそ？」

その言葉にこくこく頷くとさらに指は激しくなり、かりりっとクリに軽く歯があたる。

「んんーーーっ！」

視界が弾けた。暗くなったような気もしたし、明るくなったような気もした。自分だけでは到底到達しえない絶頂はすべての感覚さえ狂わせた。