大人になって訪れた思い出の学校で。月の光が照らす教室で甘いエッチな思い出づくり。 (Page 2)

優輝が唇を離すと、

『…まだ足りない…かも』

頬を桜色に染めながら、潤んだ瞳で優輝を見つめる蘭。

その言葉の意味を理解できない程、もう子供ではなかった。

「ホテル行く?それとも俺の家…」

『違うの…。キス以上が欲しいの…今ここで…』

「え?ここで?」

理解していた、つもりだった。

けれど言葉の真相は想像の斜め上で優輝は動揺を隠せずにいた。

つまり、今この教室で、抱かれたいということで間違いはなさそう。

「こんな場所で?誰か来たらどうするの?」

『んーーー、その時は隠れないとだね』

本気なのか、冗談なのか。

正直躊躇っていたけれど、蘭にここまで言わせて優輝も後には引けなかった。

「わかった。じゃあ今から思い出作ろっか」

蘭の耳元で囁き、彼女のスカートのたくしあげた。

窓から差し込む月の光に照らされて、雪のように白くて細い綺麗な脚が露わになる。

蘭の大事な部分を隠す純白の下着。

『…恥ずかしい…そんな見ないで…』

「今更それ言う?こんな大胆なこと誘ってきたのに?」

積極的なのか、どうなのか。

蘭の胸に手を当てると高鳴る心拍数は優輝にまではっきりと伝わる。

彼女の緊張を和らげようと、何度も優しいキスを落とした。

「蘭、好きだよ。今も昔も」

下着を脱がし、学生時代を共にした机に蘭を座らせる。

教室という場所に似つかわしくない仄かなお酒の香り。

イケないことをしている背徳感が込み上げるけれど今更歯止めがきくわけもない。

両脚を開かせ、間にしゃがみ込んで、大事な所にそっと顔を埋める。

割れ目に沿って舌を這わせれば、

『あっ…ンっ…ぁぁあっ』

蘭から漏れる甘ったるい鳴き声。

『あっ…あ…そこだめ…ぁん…っ』

本当ならもっと鳴かせたいところだけれど、場所が場所。

「声我慢して?警備員にでも見つかったら大変だから」

『…ご、ごめんなさい…』

再び蜜の溢れる蘭の割れ目を何度かなぞり、ナカへと舌を潜り込ませた。

『んんっ!…はぁ、…ん…』

必死で声を抑えようと手で口を塞ぐ様子も、

それでも漏れ出してしまう甘い吐息も、

快感に揺れる腰も、

優輝を興奮させるには十分だった。

『…んっ…ぁああ、ああっ!』

隠れた小さな蕾を舌で刺激した瞬間、蘭の体はビクビクと跳ね上がった。

「もしかして、イったの?」

『…はぁ、だって、気持ちく、て…』

快楽の波の余韻に体をビクつかせながら、真っ赤に染めた顔を両手で覆い隠す蘭。

そして照れ隠しのように、

『交代しよ!次は私が優輝を気持ちよくする!』

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