眼鏡を取った彼は別人のように私を抱く (Page 4)
「きゃあ…あっ!あぁん!やっ、優人くん、ダメだって…!」
「うん?綾ちゃんはこうしてほしかったんでしょ?僕も本当は激しく綾ちゃんを抱いてみたかったんだ」
パァンパァンと肌と肌とがぶつかる音と、私たちの荒い息遣いが寝室に響きわたる。
「あん!やっ…あぁ気持ちいい…」
後ろから突き上げられ、気持ち良すぎて上半身が仰け反ってしまう。
そんな様子を見た優人くんは、私の腕を後ろ側に引っ張り、膝だけがベッドに着く形で私の上半身を立てる。
それから、物凄い勢いで抜き差しを繰り返してきた。
「はぁぁん!やっ!無理…っ、イク…!」
「うっ…っ、じゃあ一緒にいこっか」
後ろから強く抱きしめられる形で抽挿が繰り返されて、もう私の身体は力が入らない。
でも、それでも優人くんともっと一つになりたい。
私は振り向いてキスをせがむと、額に汗を滲ませて余裕のない顔をしていた彼だったが、片手で私の顎を上げる。
そして、深くキスししてきた。
「んっ…ふぁあっ!私…」
「イク…っ!!」
思いっきり突き上げたのと同時に、ずっと触られていなかった乳首を捻り上げられて、私の中で何かが弾けた。
お尻に温かい液体を感じる。
「はぁはぁ…綾ちゃん、体大丈夫?」
眼鏡をかけ直しながら、私の髪を優しく撫でる。
あれれ?いつもの優人くんだ。
「今まではエッチする時に眼鏡をかけて、自制してたんだ。綾ちゃんを大切にしたくて…」
なるほど、わざと邪魔になる眼鏡をつけた状態でエッチして、激しくならないようにしていたってことね。
彼らしい優しさに思わず笑ってしまう。
私は手を伸ばして優人くんの眼鏡にそっと触れて囁いた…。
「ねぇ優人くん、これからは眼鏡は無しで抱いてほしいな」
Fin.
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