水泳のコーチはエッチな兄弟でした (Page 2)
「結愛ちゃん、かなり泳ぐの上手くなったね」
私の前に立って、優しい笑顔を見せる航大さん。
海斗のやんちゃな雰囲気とは対照的で、繊細そうな細長い指に色白な肌。
だけど、細マッチョな体は教室に通う女性から秘かに人気だった。
「…うん、ありがとう!航大さんと海斗のお陰かな?」
2人の指導もあってか、私の体はすこーしだけ引き締まってきたような気がする。
私はもう一回航大さんにお礼を言うと、着替えるために更衣室へと向かった。
「お疲れっ!って、小指から血出てるぞ」
プールのドアを開けた瞬間に出くわした海斗に指摘されて自分の小指を見ると、どこかで切ったのだろうか。
爪の横から血が出ていた。
海斗は私を事務室へ連れて行き、消毒してくれた。
でも、せめて着替えてから手当てして欲しかったよ~と私が笑うと、いきなり腕を掴まれキスをされた。
驚き過ぎて固まったままの私を海斗は、奥の方にある従業員用の男性更衣室へと連れていく。
ハッとした私は、慌てて更衣室を出て行こうとするが、後ろから逞しい腕に抱きしめられて身動きが取れなかった。
「海斗…!なにしてるの!?私たち、友達でしょ…?」
「結愛、まだ兄貴のこと好きなのか?」
え…?どうして知ってるの?
「隠していたようだけど、バレバレだって」
「今は、好きだけど、恋愛の好き…って感じじゃないけど…」
ホントかよ?と後ろから低い声で言われると、急にドキドキしてしまう。
「俺は結愛のこと、ずっと好きだったんだけどな」
「うそ…んんっ」
信じられないと振り向いた私に、海斗は荒々しく口付けしてくる。
それから片手で、水着の肩ひもをずらし、肩甲骨から首筋、耳へと舌を這わせた。
「あっ…、やだっ、だめぇ…っ」
「結愛は、俺のものにする」
海斗は鋭くそう言うと、くるりと私を向き合う形にした。
そして、残っていた肩ひもをずらすとハリのある胸が彼の目の前に零れる。
海斗はゆっくりと揉んだ後、やや硬くなった乳首を舌の先でチロチロと細かく早く舐めてきた。
「んっ、んん…あっ、やっ…あぁっ」
「気持ちよさそうな声だな。でも…あまり大きい声出すと外まで聞こえるぜ?」
慌てて口を押える私を愛おしそうに見つめた海斗は、半分まで脱ぎかかった私の水着を膝まで一気に下げると、
敏感になっている突起を指で弄りだす。
「んっ…あっ、はぁっ…あん」
わずかに聞こえていた水音が徐々に大きくなり、いやらしい音が更衣室いっぱいに広がる。
それと同時に私のナカに海斗の指が埋められた。
「あ…っ!あぁん、んっ!かい…とっ、ダメ…っ」
「めちゃくちゃ濡れてる。なぁ結愛、完全に俺のものにしてもいいか…?」
気付くと海斗の水着は前がパンパンになっていて、辛そうに顔を歪めながら、その固くなったモノを私の内太ももに擦り付けてくる。
そして、散々弄られて自分でも分かるほどにヒクついている私の中心は、彼のモノを求めていた。
私が小さく頷くと、海斗は素早く水着を脱ぎ捨て、私の片脚を高く持ち上げると、一気に下から何度も強く突き上げてきた。
「きゃぁ…あぁん!あっ、あっ、あぁ…ん!」
「結愛…締めすぎ…っ」
海斗と私は同時に達すると、そのまま床にへたり込み、互いの熱くなった舌を絡め合った。
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