淫靡な夢よりも激しく (Page 2)
私のうなじを優しく握る。
「そんな顔して、俺のこと見ないでください」
「雄馬が、そんなことするって…思ってないから」
昨日の夢の興奮を思い出し、私は雄馬の手を払って立ち上がった。
「男って意識してなかったんですか?」
私の腕を掴んで、ソファに押し倒された。
「やだ…雄馬…止めて…」
「止めないですよ」
キスをしようと近づく雄馬の顔を、両手で押さえた。
「ダメ…雄馬は、ダメなの」
私の両手を優しく払ったあと、力強く掴まれた。
「何で?俺とするのイヤ?」
雄馬の下で、必死にもがくけど、逃げられない。
「ちが…やだったら…いやなの…」
「ワケを教えて下さいよ」
「…雄馬は…ダメなの」
「だから…俺の、何がダメなんですか?」
そう囁いた雄馬は、私の両手を片手で掴み、軽く唇が触れるほどのキスをした。
雄馬の甘い息を感じ、昨日の興奮が脳内再生されちゃう…。
*****
誰もいない前の職場で、雄馬と私はディープキスをしていた。
私のブラウスを力いっぱい引っ張って破り、ブラジャーをずり上げた。
「あ、先輩…乳首立ってる…」
雄馬の冷たい手が、私の胸を揉み上げ、喘ぎ声が漏れる。
「ここは…触りません」
そう言って、雄馬は、私の乳首を口に含んだ。
温かい舌で乳首の周りをゆっくり撫でられ、唇で強く吸い上げられた。
「あぁッ…あッ…ああぁッ」
私の喘ぎ声がオフィスに響く。
雄馬はベルトを外すと、私をデスクの上に乗せた。
「雄馬…触って。お願い…」
乳首から唇を離した雄馬の手を、わざと脚を広げている私のスカートの上から触らせた。
「どこ、触ってほしいんですか?先輩…」
「…あぁッ…そこ…んッ」
私はスカートの裾を自分でたくし上げ、触っている雄馬の手を中に誘った。
その手で、太ももを撫でさせ、すっかり濡れているあそこを触らせた。
雄馬はストッキングを破り、パンティのクロッチの脇から指先を入れた。
蜜で濡れるあそこを撫で始めた。
「…こんなに濡れて…サキ先輩、気持ちいい?」
「…き、きもちいい…雄馬?」
息が荒くなった雄馬の指に蜜が絡む音が、耳に入る。
「どうしたんですか?」
「中に…ああァ…ゆ、指入れて…」
溢れ出る蜜。
その蜜をなすりつけるような雄馬の指遣いに、思わず腰が動いていた。
私の脚の間に身体を入れ、雄馬の硬くなったペニスが中に入ってきた。
見つめ合いながら、私は大きな喘ぎ声を上げた。
「あぁ…先輩?俺とずっとしたかったでしょ?」
「な、なんで?…あぁッン」
「俺…今まで、わざと先輩にセックスの話ししてたんです…。俺とセックスするの想像したでしょ?」
喘ぐ私を薄笑いすると、ビクンとペニスが中で動いたのを感じた。
*****
目の前で息を吐く雄馬を見ると、今朝そこで目覚め、会社に行く前にオナニーしたことを思い出した。
何度も、雄馬、雄馬って言いながら、オナニーでイッた。
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