誕生日の彼に作ったケーキ。味変でケーキとクリームが私の体に乗せられて始まった女体盛り

・作

今日は彼の誕生日。甘いものが苦手な彼のために甘さを極力控えたケーキを作って喜んでもらえたのは良かった。けど、私が味変で使っていたはずのクリームやジャム達がなぜか私の体にかけられて、彼が味変しながら私を甘く食べ尽くす!

「美味い。あんま甘くないからこれなら食べられるし。コーヒーの味もするの最高」

嬉しそうに頬張る幸人を見たら、私も嬉しくなった。

「本当!?よかったぁ〜、ちゃんと作れてたか不安だったんだ。おめでとう幸人」

「ははっ、ほんとに美味いよありがとう」

普段クールな幸人のくしゃっとした笑顔はキラキラ眩しい…照れ隠しで口が動く私。

「…よ、っし!わたしも食べる!」

ルンルンで冷蔵庫に行き、絞るだけの生クリームとチョコレートソース、それからミックスベリーのジャムを取り出す。

「出た麗香特製ジャム、切らしてるとこ見たことないしほんと好きなんだな」

今日は彼氏の幸人の誕生日。

甘いものが苦手な幸人のために、ビターチョコでガトーショコラを作った。

コーヒー好きな幸人に喜んでもらえるように、生地の間にコーヒーのフィリングも塗ってある。

私はお皿に生クリームとチョコソース、ベリージャムも出した。

「味変しながら楽しむの」

「んぅ〜!生クリームがビターな味をちょうどいい甘さにしてくれる!チョコは濃厚に味わえるし、ベリージャムはもったりした口の中を酸味でサッパリさせてくれる!最高〜!」

むふふと笑う私を見て、幸人がなぜかフォークの手を止めて考えこみだした。

「味変、か…そうだな。それもいいな」

「ん?どうしたの幸人?」

一人で頷く幸人にハテナマークを浮かべた私は、ケーキを頬張りつつ幸人を覗きこむ。

「これさ、甘さ控えめですげー食べやすいけど、麗香がやるみたいに味変もいいかなってさ」

片方の口角だけ上げてニヤリとする幸人にわけがわからずキョトンとしていると、幸人はケーキを1口分取って生クリームをつけた。

そしてそのまま私にあーんをして…どこがニヤつくとこなんだ?

って、幸人の顔が近い…?

「んんっ、ん〜っ!」

幸人が口付けてきた。すかさず頭に回された手が、耳裏を撫でる。

「んぁっ、らえっ」

だめって、私が耳裏弱いの分かってるはずなのに愛撫をやめてくれない。

口を開けてしまったから、まだ飲み込めていなかったケーキと溶けたクリームを拐われた。

お互いの舌からチョコとクリームの味がする。

「…っ、はぁっ、幸人っ、ケーキ!」

「ん?ケーキ甘かったな。ケーキが甘いのかお前の舌が甘いのか、どっちか分からんけど」

知らんぷりして話してるけど、口の綻びは誤魔化せてない幸人。

「甘い。甘いけど…麗香ならまだまだ食べられるな」

「えっ、きゃあっ!」

ポスッと、音がして上半身が柔らかいものに包まれた。

あ、後ろにクッション置いてたんだったな…

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