きょうもセックスで私は生きている (Page 3)

わかったとひとこと男は告げると、私の腰部をつかんでピストン運動を始めた。

私の中が男の陰茎で押し広げられる。

膣の粘膜がぐちゅぐちゅとかき混ぜられこすり上げられる。

「あ、あふ。あああ。んん」

男の固い胸の重さで私の乳房が押しつぶされる。

男は私の胸に手を伸ばすとゆっくりと揉みしだき始める。

「あ、はあああ」

私は男の手が大好きだ。

大きくて太い骨の感触が私の乳房をいいようにするとき、挿入と同じくらいの快感を覚えることがある。

男は乳房をぎゅっと掴むと、硬くすぼんだ乳首に舌を這わせる。

「あ、いい。吸って。ああ、しゃぶって」

ベッドの上では無礼講だ。

より気持ちよくなったほうが勝ち。

私はあられもない声を上げて男の頭を抱きこんだ。

男は腰の動きを速める。

あのジェルローションはまだ効き目があるのだろうか。

私は男が動くたびに何度も軽く達した。

子宮がジンジン熱くなってるような気がする。

「もっと奥、もっと奥ちょうだい」

私は男の下半身に脚を絡ませて自分のほうへ寄せる。

「ん」

男は腰をさらに進めて私の中をかき回す。

男が腰を動かすたびゴプ、ゴプと音がする。

まだローションの効き目はあるのだろうか。

いつもより漏れ出る愛液の量が違う気がする。

「あ、あ、あううん。あふうううう」

私は何度も何度も軽く達しながらクライマックスの大波を迎えた。

男の体液が太ももを濡らすのを感じながら私は意識を手放した。

*****

「本当に変な薬入ってない?」

「当たり前だよ。ただのローション。きみは感じやすいからノッてくるんじゃないかと思ってね。すごかったよ」

私は男を軽くたたいて笑った。

「だまされたわ。ばか」

男は空になったローションの容器をごみ箱に捨てた。

「俺たち相性が良さそうだ。一つ聞きたいことがあるんだけど結婚とかに憧れないの?邪魔者にはなりたくないからね」

私は男の唐突で凡庸な質問に吹き出しそうになった。

「学生の頃の人生計画ではもうとっくの昔にしてるはずだったんだけどね」

「ふうん」

「子作りのためのセックスにロマンを感じなくて。てゆうかさ」

男が私の耳にキスをする。

くすぐったい。

この男とは長く続くかもしれない。

面白い男だし。

「セックスのためのセックスにはまっちゃったのよ。子作りが目的のわりには気持ちが良すぎない?探求心がうずくわ」

「なんだか分かる気がするよ」

男が笑って答えた。

私は男の首に手を回し、自分のほうへ引き寄せた。

男の薄い唇に口づけると、快感の余韻が私をセックスへと呼び寄せる。

Fin.

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