きょうもセックスで私は生きている (Page 2)
「う、うう」
先ほどおもちゃで遊ばれて敏感になったところにひんやりとしたジェルを塗られて身体がひくつく。
「ちょっと我慢して」
男の指が陰部をたどって私の中に入ってくる。
そこにもたっぷりとジェルが塗られる。
しばらくして、ジェルを塗られたあたりがカッカと熱くなってきた。
男がクリトリスにふっと息をかける。
「ひっ」
クリトリスを指でまさぐられたような快感が走る。
ジェルで濡れそぼりながら硬くなったクリトリスの先端に男の指の腹が押し付けられる。
ぴりっと電気が走ったような感覚。
「このジェルを塗ると敏感になるんだ。皮が剥けたみたいにね」
「あ、ううう。ん」
触れられただけでイってしまいそう。
いったい何を塗られたのか気になるけどそれよりも快感を求める本能が勝る。
男は陰部の中の指をゆっくりと動かし始めた。
同時に勃起したクリトリスを指で転がすように撫でまわす。
私の身体が火照り出す。
「うんん。あ、ああ」
「すぐイっちゃいそうだな。気をそらして。何か話をしよう」
「なに、なにを。ああ」
くちゅくちゅと卑猥な音が股間から響くたび実際私は軽く達していた。
「昔はどんなコだったの?やっぱり男遊びに精出してた?」
「そんなことない。ああ、あん」
「じゃあどんな?」
「に、25くらいで結婚して子供育てるんだろうなってぼんやり考えてる、普通のコだった。あう」
「真面目だったんだね」
男の指の動きが速くなる。
膣内の粘膜はジェルと愛液がまざりあってぐちゃぐちゃと大きな音を立てる。
「あああ。あ!」
私はあっけなく達してしまった。
意図とは別のところで男の指を私の膣がキュウキュウと絞めつける。
「あ、はぁ、はぁ」
男は指を休めることなく今度はクリトリスを荒々しくこすり上げる。
「あ、だめぇ。やぁ。キツすぎて、だめ!」
度を超えた快感は苦痛と同義で私は身をよじる。
男は私の身体にのしかかって私の動きを封じる。
「俺もさ、セックスは結婚する相手としかしないなんて思ってたよ。中坊だったかな」
意外な告白に快感でぼんやりとした頭にわずかに理性の揺らぎが戻る。
「かわいいこと、考えていたのね」
「だろ?」
男の顔が近づいてくる。
チュッと軽いキスを一度交わしてからお互い舌を伸ばして絡ませる。
舌肉をこすり合わせていると背中に快い戦慄が走る。
「ん、んん。ふ」
男が私の脚を開く。
ズボンを下ろす音が聞こえる。
「ア」
男になぶられた陰部の肉は真っ赤に腫れあがっているだろう。
私はそこに男の硬い肉を差し込まれるのを今か今かと待っている。
「欲しいかい?」
「欲しい。欲しい。ちょうだい」
男が私の脚を抱える。
男は陰核を肉茎の先端で何度か撫でまわすと、次に一気に私の中へと入ってきた。
「あ、あああ。あん」
男の硬い欲望は入り込めるところまで入るといったん動きを止めた。
「あ、動いて」
私は快感欲しさに思わずおねだりした。
レビューを書く