私がプレゼンいたします (Page 2)

シャツのボタンを外して、ブラのホックを外す。

「ついでに商品の説明して。一体それは何のためにわざわざ材質を指定したのかも」

試作品を手渡される。それはピンク色のローター。ただし、シリコン製で細かい突起が付いている箇所がある。確か製品アンケートにあったものを参考に練ったものだ。

「こ、これは、細かい突起をつけることで強弱以上のバリエーションと繊細さを追求。シリコンを指定したのは突起が柔らかく動く方がよりいいのと、身体に傷がつかないように考えた結果です」

「ああ、プラスチック製じゃ確かに使い方によっては切り傷、擦り傷の可能性があるか。スイッチ切った状態から」

滑らかな面で胸の上を滑らすようにゆっくりと撫でていく。ギリギリで触れるか触れないか。榊主任にじっと見られてると思うだけで、乳首がジンと痺れる。赤くはれて主張する乳首に突起のついた部分を少し擦らせる。

「あっ…、んっ、はあっ」

「突起部分短いとか長いとかないか?」

「だ、大丈夫です。あんっ」

榊主任の視線は私の胸を撫でるローターにだけ注がれている。手探りでローターのスイッチを入れる。ローターが震えると同時に細かい突起が不規則に乳首を撫で、その刺激に手が震える。

「あ、あぁっ、んんっ…」

「徐々に強さ上げろ。あんまり刺激が強すぎても問題が出るから。本体が発熱しているとか大丈夫か」

口をひらいても意味のない言葉しか出ないから、コクコクと頷く。ローターを当てていない逆の部分は指でこね回し、強さを少しずつ上げていく。

乳首だけでは物足りず、じわっと零れる蜜で潤みきった秘部にそっとローターを当てる。布越しの刺激に関わらず、上げ続けている強さで身体が芯まで震える。染み出す蜜がローターに絡み滑りをよくさせた。

「一番強いやつしてみろ。痛みとかないな」

「あぁっ、は、い。…んっ、ふっ、ああっ」

なんとか返事して、一気に最強まで強さを上げる。激しくゆれるローターの突起部分がまんべんなく蜜に濡れ、主張を始めていたクリを掠める。頭の中で白い火花が散った。

「あああっ!」

どろりと蜜がこぼれ出た。力が抜けた指先からローターが滑り落ちる。榊主任が拾い上げ、カチリとスイッチを切る音が聞こえた。

「刺激はもうちょっと弱い方がよさそうだな。企画課としては初心者向きと上級者向きどちらで考えている?」

「え…、き、企画課としましては中級レベルを想定して、初心者用に飽き始めた方をターゲットに販売を始めるつもりです」

軽くイッた後でも条件反射で商品の説明はすらすら口から出た。

「中級向きね。突起は良し、強弱はもう少し弱く下方修正。あと、コレか」

榊主任は私の状態に興味がないのか、力の抜けた手に無慈悲にもしっかりとバイブを握らせた。

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