隠れドS性感マッサージ師に目をつけられました…!? (Page 4)
佐々木は、マッサージとはいえ照明にさらされた自分の胸が恥ずかしく、思わず腕で胸元を隠そうするが、風間の手が佐々木の腕に伸び、胸から外すように促される。
『…恥ずかしい?』
「へ!!?」
唐突に、風間が後ろから囁く。いつもと違いかなり近く、息がかかった低い声に、佐々木は思わず声がでてしまった。
『はは、あー…佐々木さんほんと可愛いですよね』
「え!?や、えと、風間さ…」
『じゃ!ゆっくり解していきますね!胸もゆっくり解してマッサージしてあげることが大切なんですよ!』
いつもと雰囲気が違う風間の低くこもった声に佐々木は戸惑ったが、次にはいつも通りの明るい声色に戻り、マッサージを続ける様子を見てなにも言えなかった。佐々木は、聞き間違いだろうか、と思いながら黙って風間の言われるがままになる。
鎖骨からゆっくりと胸の谷間に入りこみ、大きく胸の回りを循環するように解していく。時おりローションを追加しながら、ゆっくりゆっくりと胸の外側からのマッサージ。段々と中心に近づくが、今度は胸の突起には触られない。
胸をもみこまれるだけで反応して背中を反ってしまい、佐々木は自分が胸の突起を主張しているようで恥ずかしい気持ちが高まった。
いよいよ頂点のすぐ近くまで迫り、佐々木は息を飲むが寸前で風間の手は止まり、器用に避けてマッサージを続ける。
「っ…」
佐々木は次第に、恥ずかしさと同時に別の感情を抱き始めていた。しかしそれは認めてはいけないともわかっていた。ひっそりとうずいていた下半身も、とろけてしまいそうな頭も、気づいてはいけない。
しかし、扉を開けようとしたのは風間だった。
『佐々木さん』
「ひゃ!?は、はい!」
『大丈夫ですか?どこか…”おかゆいところ”はありませんか?』
「へ…」
『無いならいいんですけどね』
「え、あ、えと…」
風間が今どんな表情をしているかわからない。感情が読めない。だが、佐々木はどうしてもさわってほしいところがあった。
頭で危険だとわかっていながら、佐々木はこの先を見たいと思ってしまった。
「あ、あります…」
『わ、それはそれは。ちなみにそれって…”ここ”かな?』
「きゃっ!?」
風間はきゅっと佐々木の乳首を一瞬つねった。ずっと意識していたところへの刺激に、想像以上に大きな声がでる。
『当たり…ですよね?』
「やっ、ひゃ、うぁ、ん」
きゅっ、きゅっとつねったり、カリカリ…と指ではじいたり、押し込んだりと風間の指は好きなように弄るようになっていった。
『佐々木さん、脚がもぞもぞしてるのは気のせいかな?』
風間は、片手は胸をいじったまま、もう片手を太ももに添わせる。そしてそのままゆっくりと上がっていき、佐々木の股のあたりに近づき遂に窪みに到達した。
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