長いお仕置き
私はある日ふと魔がさしてスーパーの化粧品を万引きしてしまう。その私を捕らえた店長のスズキは私にフェラチオを要求する。スズキは悪辣な男でその日から私を脅し身体の関係を強要するのだった。
別に何か鬱屈していたわけでもなく欲求不満が高じたわけでもなくもちろんお金がなかったわけでもない。
魔がさしたというやつだ。
スーパーのささやかな化粧品売り場からマニキュアを万引きしたのは。
ちょっとやってみたかった。
それだけだった。
そのせいでその店の店長のスズキにバックヤードに連れていかれ、ひとけのない更衣室でフェラチオを強要されたのだから充分罰は受けたと思う。
涙目になりながらスズキのペニスが放った精液を飲み干した私にスズキは言った。
「これからよろしく」
スズキは笑っていた。
スズキの太鼓腹が笑いに合わせて揺れた。
彼の手には私の運転免許証のコピー。
こんな安物のAVみたいなことが本当に起こるなんて。
*****
「隠すなよ。おっぴろげろよ万引き女」
月曜日の午後、私はスズキのアパートの、狭いベッドの上で素っ裸になっていた。
「広げろつってるだろ」
スズキに言われるままに脚を広げる。
恥毛を処理した陰部に部屋の空気が当たる。
「すげえ。ロリくせえ。30超えた女のアソコに見えねえよ」
スズキはゲラゲラと笑った。
「あんたが剃れって言ったんでしょ。もう閉じていい?」
スズキはかぶりを振った。
「ほらもっと開いて。びらびらの奥まで見えるくらいガっと開けよ」
スズキは私の両脚に手をかけると強引に脚の間を割った。
「ちょっと開いたらもうギトギトしてるじゃねえか。興奮してたのか」
スズキの指が秘裂を開く。
「そんなことないわよ!」
と言いつつ私の息が荒くなる。
スズキの指は太い。
それが膣口を撫でクリトリスのふくらみの頂を揉み始める。
「ン…」
途端にしびれるような感覚が股の間から伝わってくる。
スズキはしばらくの間私の陰核のあたりを指でもてあそんでいると顔を近づけてきた。
「美味しそうなしずくが垂れてきてんな」
スズキは股に顔をうずめると秘裂の間の膣の周辺に舌を伸ばしがむしゃらに舐め始めた。
「ひっ。いや。いやよ。あっ」
スズキはクンニリングスが大好きで、しつこくしつこく舐めしゃぶり、愛液を啜る。
卑猥な言葉をかけながらよだれでべとべとになったそこをさらにむさぼる。
夫とのセックスは淡白だ。
前戯・挿入・射精・終了。
それで終わり。
それに比べてスズキは変態だと思う。
最初のうち、私はスズキのしつこいセックスに嫌悪感しかなかった。
だが、今は―――。
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