はじめてのマッサージ屋さんで、あまあまに癒されて気持ちよくなっちゃった♡ (Page 2)

店員さんはクリームを手に伸ばすと、私の両腕に丁寧に伸ばしていく。腕を撫でる手の温度とクリームの滑らかさが気持ち良くて目をつぶると、その手が首とデコルテにも伸びてきた。目を開けると店員さんが目の前にいて、私に覆いかぶさるように私の鎖骨を撫でている。

びっくりして何か言おうと口を開いたら、

「この辺をほぐすとリンパの流れが良くなるんです」

店員さんがそう微笑むので、私は小さく頷く。

「あとここも」

そう言うと両脇を親指でグリグリと押され、手が胸をかすめそうになってヒヤリとする。

「緊張してますか?力抜いてリラックスしましょうか」

そう言いながら店員さんの手は衣類をくつろげて、タオルケットの下から入ってきて脇腹をなぞる。

「あっ…」

店員さんが平然とお腹のお肉を優しく揉んでいるので、私はマッサージとはまあこんなものかと思う。

くるくると手のひらでお腹をほぐされ、下から上にのぼる手が胸におよぶ。

「あっ…」

店員さんの手の動きに合わせて、何も着けていない胸がゆさゆさと大きく動くのが恥ずかしい。

「お客様はマッサージはあまり行かれないんですか?」

「あまり行かないです…」

「身体のリフレッシュはすごく大事ですよ。精神的な余裕にもつながりますし」

店員さんの手がまた脇腹を往復して、胸に触れそうで触れないきわどい動きが続く。

確かに…

実際身体がすごくふわふわする。

そのまま店員さんの手は今度は脇腹から腰へ降りていく。骨盤の形に沿って腰を揉まれて少しだけくすぐったい。

目を瞑って耐えていると店員さんの指が際どいラインに触れた。

「ここもリンパの流れが良くなるんです」

グリグリと押されて、
「あ、ちょっとまっ…」
と少し高めの声が喉から勝手に出てきた。

「深呼吸しましょうか、落ち着きますよ」

低めで優しい声で私を落ち着かせるように店員さんが囁く。
両手を軽く握られて、二人で一緒に深呼吸を3回くらいすると気持ちが落ち着いてきて力が抜けた。

再び店員さんの手がVラインに伸び、心がなんだかゾワゾワしながらもされるがままになってしまう。

「では次はこっち」

そう言うと店員さんはクリームを手に取って太腿を揉むように塗り広げる。ゆっくりと動く手が暖かくて気持ちいい。付け根の奥に触れそうになるときは少し変な気持ちになるけれど、こんなものなのかな…?

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