可愛い年下彼氏と初エッチ…大人の余裕を見せるつもりがまさかの事態に! (Page 2)
「あ…」
思い切り声を出しそうになってしまうのを、すんでのところで抑えた。
いやらしい女だって思われたくない…。
それでも動き続ける指に、かすかに声が漏れる。
「あ、ああ…いやあ…」
プライドを必死に保とうとする私だが、彼に対する愛おしさと高まる興奮は溢れてくる。
その感情をどうしていいかわからず、思わず顔を背けて目をつむる。
すると、指の動きがぴたりと止まった。
「えっ?」
「ど、どうして…?」
何が起こったかわからず雄一君の顔を見上げると、彼は悲しそうに俯いていた。
「うう、すみません…。香澄さんのことを気持ちよくさせてあげられてないですよね…?」
「何言ってるの?」
「すみません、頑張ってはいるんですけど思うようにいかなくて…」
雄一君の顔は落ち込んでいる。
「触っても、気持ちよくないんですよね?せっかく香澄さんと両想いになれたのに…」
反応を抑えていたせいで、彼に勘違いされてしまったのだ。
「そ、そんなことないわよ!」
「香澄さん…。俺に気を使って…」
「違うってば!」
彼の心を傷つけるつもりなんてなかった。
「うう…。は、恥ずかしいわね!さ、最初からすごく気持ちよかったわよ」
「えっ?」
「本当よ…。雄一君のこと、大好きだから…。そもそもどういう風にされても感じちゃうし…。それに、雄一君すごく上手かったから!全然下手じゃないわよ!」
どうしよう。
弁明しようとすると、すごく恥ずかしいことを口走ってしまう。
「香澄さん…。本当ですか?」
「そうよっ!キスだって気持ちよかったし…」
顔が真っ赤になる。
年上の余裕はどこに行ったのだろう。
「お、おっぱい触られたり、アソコ触られたり…。全部、すごく気持ちよかったの。感じてるのバレたら恥ずかしいと思って!だから…声出すのも我慢してたのよ」
自分から進んでいやらしい言葉を口にしている。
これでは淫語プレイのようではないか。
「さっきのこれも、気持ちよかったんですか?」
雄一君の唇が、胸にそっと触れた。
「あああん!気持ちいい!気持ちいいよ!」
びくんとなった拍子に私の胸がぷるんと揺れた。
下の方で、雄一君のはあはあという荒い息遣いが聞こえる。
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