突然の診察とその理由

・作

私は小児科のナースとして配属されて、子どもたちのおもちゃのような存在になっていた。そこの担当医の渉さんは大学からの恋人で、普段は大人で優しい性格の人だ。そんなある日突然渉さんに呼び出されたと思いきや、「診察を始めます」と言い出して――!?

「おねーちゃんあそぼー!」

「だめ!看護師さんは俺とあそぶのー!」

私は小児科のナースとして先日配属され、子どもたちの目新しいおもちゃのようになっていた。

「じゅ、順番でねー」

私自身、子どもは好きだけどここまで私を取り合って火花を散らされると、思わず苦笑いしてしまう。

(可愛いなぁ…)

「こらこら、看護師さんには仕事があるんですからね」

と後ろから近づいてきたのは小児科の医師であり、大学時代の先輩の渉さんだった。

穏やかな性格で、親御さん達からはとにかく人気がある。

実は私は、渉さんとお付き合いしている。

*****

出会いはサークルで、医療系の学部ということもあり勉強を教えてもらうことも多かった。

「いつもすみません、丁寧に教えて下さって」

「いや、構わないよ」

「いつもお礼はいいと言いますけど、何か気持ちだけでも――」

その言葉を遮るように、「じゃあ僕とお付き合いしてください」とサラッと言う。

突然の告白に、私は「はっはい!」と元気よく返してしまった。

そんなこんなで今までお付き合いを続けてきたが、先日の配置転換で同じ科になり、今に至る。

*****

(あれ、今日上がりだったはずじゃ…)

私はシフトのことを思い出し、ぼんやりと考えながらも彼についていった。

連れてこられたのは診察室だ。

中には誰もおらず、二人きりになってしまう。

「どうしたんですか?」

私が渉さんに聞くと、渉さんは無言で私のことを押し倒した。

(…えっ?)

「いや、ちょっと、ね」

彼はおもむろに、私のスカートを捲る。

「追加の診察が、必要だからね」

その顔にはどこか怒りのような雰囲気が感じられた。

彼は私の下着を脱がせると、じぃとそこを見つめる。

「診察させてもらうよ」

彼は突然、スカートの中に顔を突っ込んだ。

秘部をいやらしく見つめながら

「いやぁ、なかなか綺麗だなぁ。ちょっと見せてもらいますよ」と嬉しそうに呟く。

彼はただただそこを見つめて、言葉で責めてくる。

 

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