積極的すぎる年下くんに困ってます! (Page 5)
「俺、幸せすぎて死んじゃいそう…」
「何言ってるのよ…」
私は可愛らしいことを言う彼の頭を撫でる。
これまで年下と恋愛をしたことがないが、こうやって全力で甘えられるのも悪くないかもしれない。
それに可愛らしさの合間に見える大人びた表情や仕草も堪らなかった。
「ちゃんとお願い聞いたんだから、バイトは続けてね?」
私はチクリと釘を刺す。
「わかってますよ…」
「それならよし!」
彼はまるで猫のように、私の首元や胸元に頭を擦り付けてきた。
彼の細く柔らかい猫っ毛な髪が、私の体に当たってくる。
「くすぐったいってば…!」
「バイト辞めたりしないので…」
「うん?」
「もう1回だけ…!」
終わってから10分も経っていないのに、彼のアソコはまた元気になっていた。
若いって恐ろしい…。
彼との交際も悪くないかもな、なんて考えた私だったが、彼の体力についていけるだろうか…?
やはり積極的すぎる年下男子には注意が必要かもしれない。
Fin.
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