ビッチは童貞君がお好き!? (Page 3)
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「…ごめんね」
私は一言謝罪した。これだけじゃあ足りないことも、わかっている。
「手塚くらいだったから。私にあんなことやめな、って言ってくれた人」
「…だって、だって!君がとてもかわいいから」
突然の言葉に私は驚いた。
「わかるさ!ゼミの時、一番真面目そうに勉強してるのは君だもの!一緒に発表をした時も十分に感じたさ!だから!だから…っ!!」
手塚は恥ずかしそうに、私に一つだけ口づけをする。
そして爆発したみたいな顔をして、一気に距離を置いて、ひとこと私に言った。
「すき…です…」
Fin.
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