ビッチは童貞君がお好き!? (Page 2)
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気まずい雰囲気のままシャワーを済ませて、私はベッドに座った。
手塚がシャワーを済ませて出てきた姿にびっくりした。
髪を上げた顔が、それなりに整った顔つきだったからだ。
「あ、ごめんね…俺視力悪いし、髪整えるの苦手でいつもあんな見た目なんだ…はは…」
私は彼に一言「ズボンとパンツ、脱いで」と耳元でささやく。
手塚は赤面して、下半身をあらわにした。
彼のものは皮を被っており、経験がまだであることがよくわかる。
私は勢いよく、それにしゃぶりついた。まずは竿の部分をじゅるり、じゅるりと舐める。
「…っ!!」
今まで感じたことのない刺激に、手塚は顔をゆがめていた。
「これでイクなんてやめてよね」
今度は彼の玉の部分を器用に舌でなめ上げる。
これがとにかく男が気持ちいいんだってことを、私は理解している。
「ギリギリまでイカせてあげないから」
今度は彼の唇に、首元に、何度も何度も口づけをする。
ちゅっ、ちゅっ、そして最後の首元には噛みつくように、吸い付くようにキスをする。
「えへへ。マークつけちゃった。これで私のもの」
自分の気持ちに正直になれた気がしたみたいで、ついやってしまった。
ほかの男には絶対、やらないことだから。
手塚はそう言ってキスマークを見つめる私を抱きしめた。
「もうやめてよ、こんなことするの、さ」
「どうして?気持ちよくないの?」
衝撃だった。こんなことを言われたのは、初めてだったから。
「僕は、僕は、っ!好きな人とだけ、こういうことを、したい…してほしい…よっ!」
彼のものは正直なまでに反りあがっているのに、どうしてこんなことを言うのか私には理解できなかった。
「…じゃあ、好きだったら、いいの?」
「…どういう、こと?」
手塚は私の言葉にそう投げかける。
私は手塚のものにもう一度、しゃぶりついた。彼のために、彼を、気持ちよくさせたいと思ったから。
「…っ、ふぐっ、んむぐ、っ、すき、っ…」
私はぽつりとそう漏らした。
手塚は赤面しながら驚きの表情を浮かべていた。
「えっ、ちょっ、と、心の準備が、できてない、よーー!」
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