年下わんこ系彼氏と塩対応な私 (Page 2)
それでもキスはやめない。
舌を入れられる前に離れようとすると、陸が起き上がり、私と向かい合う。
ソファを壁代わりに私は陸に囲まれ、逃げられなくなってしまった。
「ねえ、ご飯」
「後でいいよ。それより今は杏奈が好きで好きでたまらないオレの相手をしてほしいな」
ちゅ、ちゅと短いキスが頬やら首筋やらに落とされる。
最後の抵抗に陸の胸板を押すけれど、おかまいなしに距離を詰められた。
ちらりと下半身を見てみると、もうすでに起ちあがりつつある陸の熱が見えた。
「……一回だけだからね」
「大丈夫!そのつもりでゴムも一個だけ持ってきた!」
ニッコリと笑って陸はポケットからゴムの袋を一枚取り出した。
呆れた、さっき着替えに行った時にはもうスる気満々だったっていうのかこいつは。
「はあ~……」
思わずため息を漏らすも、陸はニコニコと笑っているだけだ。
「若いね」
「二つしか変わんないでしょ。でもオレがこうしてエッチしたいってのは、若いからってだけじゃないよ」
私の首筋に舌を這わせながら陸は、服の中へ手を入れてきた。
もうすっかり見ないでも外せるようになったブラのホックを外し、その下にある私の乳房をやわやわと優しく揉みしだく。
「んっ……う……」
鎖骨にキスを繰り返す陸の肩に手を乗せ、私は与えられる快感に身を任せた。
陸の指が何度も私の胸に埋まり、その頂点をつついたり摘まんだりして刺激を与えてくる。
その度に私は陸の肩を掴む指先に力が入り、声を我慢した。
もう何度もこういうことをしているのに、どうしても声を出すのは恥ずかしい。
「可愛い。杏奈、可愛いよ」
服を捲り上げられ、ずれたブラからぷっくりと膨らんだ頂点が見える。
陸は嬉しそうに目を細めると、私の胸元に顔を埋めた。
すう、と深く息を吸い込んだ後、陸は胸の頂点を口に含んで舌の上で転がす。
「あっ……や、あ……」
思わず陸を遠ざけようと肩を押してしまうけど、やっぱりビクともしない。
「り、く……あっ、や……あんっ!……っあ……」
私が声を出すと、陸は上機嫌になってさらにしつこく愛撫をしてくる癖がある。
そうなると私もわけがわからなくなってしまうくらいドロドロになるから、できればご飯を作る前だし避けたい。
避けたいのに、気持ちいいから声を我慢できない。
「オレがご飯作るから気にしないで気持ちよくなってよ。オレ、杏奈が気持ちよくなってるとこ見たい」
呼吸が荒くなってきている陸はもう片方の胸の頂点を吸いつつ、私のあそこを触り始める。
下着の中へ手を入れ、潤いをすでに持っているそこへ指を入れてきた。
「んあっ、あっ!や、あ!」
その刺激に身体が震える。
わんこ彼氏の甘えながらの責めが可愛くてエッチでした!
続きも読みたいです…!
ぷよこ さん 2020年8月23日