心霊写真を見せられて怯える怖がりな彼女を、膝立ちで下から激しく突き上げて (Page 2)

「……久しぶりに立ったまま、いい?」

膝立ちで挿入すると、体勢の不安定さからかきつく絞られるのが堪らなかった。

懇願する声音で囁くと、耀子は先ほどの泣き顔から打って変わって情欲に顔を紅潮させ、ぎこちなくあごを引く。

「武史の好きに、して」

「そんなに可愛いこと言うと、めちゃくちゃにしちゃうぞ?」

「できるの?」

彼女にベタ惚れの俺が手荒なことはできないし、したくない。

それを見越した問いに笑って、俺は膝立ちになった彼女の太ももに触れてゆっくりと撫で上げていった。

ぁ、と甘い声を漏らした耀子がさらに脚を広げ、期待に肩を竦めて胸を突き出す。

「んー、可愛い胸」

「ぁ、は……ッ!」

すっかり尖った乳首を口に含みながら指で合間をさするなり、びくっと耀子の腰が揺れた。

溢れてきたぬめりをすくい取り、傷つけないように塗り込みながら音を立てて胸を吸い、舐め、ふっくらと膨らんだそこに顔を押しつける。

「ぁ、武史……、もっと噛んで、吸って、指、指で……!」

触れ合うすべらかな肌がじわじわと熱くなっていく。

促されるままぬめりを絡めた指を彼女の中に沈め、中で軽く動かした。

は、と息を吐いた耀子の中はひどく熱く、緩慢と出し入れする間に締め付けが強くなっていく。

舐め、吸っていた乳首から唇を離し、さらに二本の指を彼女の中に押し入れた。

いやらしい水音を立てて秘部の中を掻き回すと、もっととばかりに脚を閉じた耀子が俺の頭を抱え込んだ。

「あぁ、ゃ、……んぅ、ぁ、音、してる……、はぁ、アッ、これ、これだけ、じゃ、やだ……っ」

軽く達したのかも知れない。

彼女の太ももがびくっと跳ね、目の前で腰が淫らに揺れる。

思わず舌舐めずりをして、俺は奥まで押し込んだ三本の指を勢いよく引き抜いた。

あ、と甲高い声をあげた彼女の腰を引き寄せ、俺はどうにか腰を上げ、触れられずに立ち上がった性器を彼女の秘部に擦り付ける。

「耀子、いい……?」

「ん、入れて、も、お願い……、ぁっ」

開かれた脚を撫で回し、俺はさらに身体を密着させながら彼女の中へ押し入っていった。

熱くぬめった肉の心地よさに背筋がぞわぞわと粟立つ。

おおきい、と無意識のうちに口走ったらしい耀子が抱き付き、尖った胸を押しつけながら自分で脚を大きく開いた。

「あぁ、……すごい熱くて、狭い、な、耀子……、ぅ、くっ」

「これすご、ぃ、……ぁ、入るから、入っちゃう……、はぁ、アッ、武史、武史……、大好き、ァッ」

ずるずると彼女の中に飲み込まれ、俺は全身に満ちていく愉悦に思わず喘ぎ、耀子の身体を両腕で抱き込んだ。

柔らかな臀部を押し揉みながら太ももをさすり、膝裏に手を掛けて持ち上げ、耳や頬にキスをしながら最奥まで貫いていく。

感触の違う奥を突くなりきつく締め付けられ、俺はそこで一旦、動きを止めた。

隙なく包み込んだ肉は刺激を求めてぬめりながら震えている。

ぎゅっと揉まれる心地よさに腰がぐっと重くなった。

彼女を抱く腕をずらし、俺は臀部を掴みながら耀子の赤い耳殻にキスをする。

「耀子、もっと奥、いいか?」

「ん、大丈夫……、だよ」

「すっげぇ、気持ち、いい……っ」

唸って身体を持ち上げながら密着した身体を揺らし、彼女の奥の奥まで強引に入り込んだ。

強く切っ先を喰い締められて息が詰まる。

彼女の鼓動と震える締め付け、俺の鼓動がシンクロして真白い法悦を高めていった。

俺は思わず息を飲み込み、彼女を抱く腕に力を込める。

「耀子、愛してる……」

「も、……ぁ、武史、待って、待って、これ、ゃ、あぁ……!」

「……ぁ、耀子……っ」

いきなりきつく食まれ、俺は咄嗟に身を強張らせてどうにか射精を堪えた。

愛らしい声を上げた耀子は腰をびくびくと大きく震わせ、俺の腕の中で悶えて全身を擦り付ける。

そのなめらかな肌の感触により血が下腹に集まって、自然と腰が動いた。

あ、と甲高い声を上げた耀子がいやいやと首を振りながら身を竦める。

「ゃだっ、うご、動かない、で、武史……っ。ダメ、イった、イった、のに……ッ!奥、突い、突いて、る……っ!」

「ごめ、耀子、今のすっげぇ、気持ちよく、て……っ!あぁ耀子、もっときつく、強く、締め付けて、くれ……!」

達し、さらに濡れた彼女の中は恐ろしく気持ちがよかった。

俺の首に腕を回し、顔を押しつける耀子の身体を抱き上げながら激しく突き入れ、腰を揺らして奥を捏ねると熱い肉がぎゅうぎゅうに締め付ける。

あまりの法悦に息を荒げ、腰の奥を熱くする愉悦にますます動きが荒くなった。

や、と拒む声を上げた耀子はまた頬を濡らしながら眉根を切なく歪め、つま先を丸めて俺の背中に爪を立てる。

「んぁ、ゃ、武史、奥当たって、はぁ、アッ、も、ゃ、やだ、出して、中出して、息、息でき、な、苦し、苦しい、から……っ!」

「耀子、中いい、のか?本当に出す、ぞ……っ」

「ぃ、いい、から、中、ほしい……っ。ぁ、やっ、ァ、アァっ!」

宙を蹴るつま先がぶるっと震えた途端、耀子が達してきつく締め付けられ、俺は逆らわずに彼女の中に白濁を吐き出した。

震える熱い肉に擦り付けて出し切りながら、甘い声を漏らして脱力する耀子を抱き締め、その顔や額に幾度もキスを落とす。

腹の底からさぁっと走り抜けた熱い愉悦にどうしようもない愛おしさが交じった。

「耀子、愛してる、……大好きだ」

「ん、武史……、来てくれて、ありが、とう……」

泣き濡れていた顔には柔らかな笑みが浮かんでいる。

俺は嬉しくなって彼女の唇を塞ぎ、ニコッと笑った。

「どういたしまして」

幽霊がいたとしても、俺たちの姿を見てきっとどこかに消えてしまっただろう。

俺は彼女の頬にキスしてそっと喜びの涙を舐め取った。

Fin.

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