あなたを知りたい、ただそれだけのこと。
ずっと見てみたかった。真面目で誠実な憧れの上司が厭らしく乱れて女になる姿を。真面目の仮面に隠された本当の貴女が知りたい、ただそれだけ。残業で二人きりになれた僕は、今夜彼女を甘く犯す。鳴いてよがって、僕を欲しがるまで…。
『もうこんな時間…今日は終わろっか』
「お疲れ様です。月野さん、疲れた顔してますよ」
静かな夜の広いオフィスに、僕と上司の月野さんの2人きり。
『新しいプロジェクト始まってから毎日やること多くて…ごめんね、残業続いちゃって』
憧れの人と二人きり。
ようやくこんなチャンスが訪れた。
「いいですよ。僕でお力になれるなら喜んで」
僕は月野さんに近付き、顔を近づけ、唇同士が触れそうになる程の至近距離で囁いた。
『え…何…?結城くん、顔近いよ…』
「月野さんって本当、すごい真面目ですよね。SEXする時もこんな感じなんですか?」
『っ!?何、急に…』
わかりやすく頬を赤く染める月野さん。
あぁ、どうしようもなく可愛い。
「いつも月野さんを見る度に気になってたんです。こんな真面目な人が、セックスの時はどんな声出して、どんな顔で抱かれるんだろうって」
僕は彼女の身体に腕を回し、背中や腰を優しく撫でた。
服の上からでも女性特有の柔らかな感触が手のひらから十分に伝わる。
『あ、あの…何してる…の…?』
彼女が放つ甘い花のような香りに包まれながら、僕の心は静かに溶けていく。
僕の身体はどうしようもなく月野さんを求めてしまう。
『もう、からかうのはやめてよ』
「からかってないですよ。本当に見たいんです。月野さんの乱れる姿」
俺は月野さんの華奢な身体に抱きつき、逃げられないように頭を押さえ、深く口付けた。
秘めた想いを伝えるように、角度を変えて何度も、何度も。
戸惑い驚きながらも全力で拒むことをせずに、次第に僕の舌を受け入れる月野さんに、確信した。
きっと、月野さんも僕に少なからずの好意を抱いているだろうと。
深く甘いキスの雨を降らせながら、きちんと着こなされたスーツをゆっくりと脱がしていく。
『んんッ…』
流石に少し抵抗するか…。
それでもお構いなしに行為を続けた。
ブラウスのボタンを外すと露わになったレースのあしらわれたライトブルーの下着。
「へぇ…意外です。こんな可愛い下着つけてるなんて。着痩せするタイプですか?」
真面目な月野さんのギャップ。
引き締まった身体に、丸くて大きな胸。
男なら誰でも簡単に落ちてしまう罪深い魅惑的な身体だ。
そそるなぁ…。
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