禁断の恋を演じる二人は恋人同士。舞台裏では台本にないエッチなことを?! (Page 4)

庭師と姫は覚悟を決めて、崖から川に飛び込むのだ。

そこで一端幕が閉じる。

幕が上がると、二人は川岸に流れ着き、庭師は姫の手を握ったまま倒れている。

目覚めた二人は永遠の愛を誓い、新たな人生を歩みだす…そんなハッピーエンドだ。

だけど今は、川に飛び込んだ後に閉じた幕が再び開くことはない。

「んっ…はあっ、はあっ、はあっ…!や、っ…!ああんっ!」

二人はマットの上で、お互いの汗と体液を絡め合い濡らし合っていた。

姫を包んでいたワンピースはすでに脱がされている。

王子を偽っていた庭師の煌びやかな衣装は、ぐしゃぐしゃになってマットに散らばっている。

上着一枚になった庭師が、姫の上で一心不乱に腰を振っていた。

台本にはとても書けないことだけど、禁断の恋をする男女の愛は、こんな風に燃え上がるはずだ。

幸秀はひたすらに、由梨花の奥をめがけて欲望の槍を突き立てた。

「あっ!やあぁぁん!」

気持ちいいところに当たり、由梨花の体が跳ねる。

「由梨花…ここがイイの?」

「やっ、はあああんっつ…!だめ、もうだめっ!あ、あ、おかしくなるッツ…!」

幸秀は、快楽に溺れてとろりとした顔を惜しげもなくさらす由梨花に興奮し、腰の動きを速める。

「ひやぁぁぁぁん!ああっ!っも…!だめぇ…!」

由梨花の目じりから涙が伝う。

「姫、姫…!由梨花…!愛してる…!」

「幸秀さ…んっ!わ、わたしの…!王子…様…!ああんっつ!愛して…んっつ…!愛してますッ…!」

ファンタジーとリアルが交錯する中で、二人は昇り詰めていく。

幸秀は最後の一突きを、由梨花の最奥めがけて放った。

「あああああーーーっ!」

由梨花は体を大きくのけ反らせて達し、糸が切れたように倒れこんだ。

その瞬間はまるで花弁が舞っているようにきれいだった。

「ぁ…っは…ぁ…ぁ…」

切ない息遣いを繰り返す由梨花の額に、幸秀は優しく口づけた。

その数日後、公演は本番を迎えた。

プラトニックな愛を描いたストーリーだが、なぜかとても官能的でドキドキすると大好評だった。

その理由を知るのは、主演の2人だけだ。

Fin.

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