禁断の恋を演じる二人は恋人同士。舞台裏では台本にないエッチなことを?! (Page 3)

コルセットの紐をほどき、豪華なドレスを脱ぎ捨て、寝巻を身にまとう。

なりふり構ってはいられない。

全ては、二人で逃げるためだ。

隣国に逃げてしまえば、兵隊は追っては来られない。

二人は逃げきった先で幸せに暮らすことを夢見て走った。

だが、行きついた先は崖の上。

崖の下には川が流れている。

庭師と姫は、意を決して見つめ合う。

そして顔をゆっくりと近づけ、唇が重なる。

『軽いキス、名残を惜しむように唇を離す』という台本通りに、由梨花は幸秀からゆっくり離れようとした。

ところが、幸秀は離れるどころか、ぐいっと由梨花に体を密着させる。

「ひゃ…っ!?」

戸惑いの声をあげた由梨花の唇に、再び唇が重ねられる。

いやらしい音を立てながら、ねっとりとしたキスが繰り返される。

寝巻の衣装として着ている、膝丈ほどの白いコットンワンピースの上からいやらしい手つきで由梨花の体をなぞる。

小ぶりな尻を幸秀の指がピアノを弾くように撫でていく。

そして、幸秀は流れるような手つきでワンピースをまくり上げた。

繊細な指が、ついに由梨花の秘所を這う。

「あっ…!ああん…っ!」

コットンの生地越しに与えられる刺激には何とも言えないものがあり、由梨花は思わず台本にない嬌声をあげてしまう。

幸秀の手は子宮のある場所を見つけるように腹部へと移動し、そしてまたソコへと降りてくる。

「ン…!はあああんっ…!」

幸秀に体を支えられたまま、由梨花は体をのけぞらせた。

スポットライトに、由梨花の胸が照らされる。

幸秀は柔らかな胸を鷲掴みにした。

「あんっ!」

由梨花がこんなふうに、声をあげるとは。

幸秀は興奮し、愛撫の手つきを一層激しくした。

胸と秘所の両方を同時に責める。

「やあぁぁん…!」

由梨花の足はがくがく震え出し、もう立っているのが限界だった。

幸秀は愛撫の手を止め、台本通り由梨花を抱きかかえ、舞台裏に敷いてあるマットに落ちた。

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