深夜のコンビニのトイレで、興奮した彼氏に焦らされ後ろから激しく突かれて (Page 2)
「……会えなくて寂しかった」
素直な思いを告げると、背中をドアに押しつけた武史は眉尻を下げて、俺も、と答えて私を抱き締めながら嬉しそうに笑う。
その笑顔があまりにも可愛くて、私は思わず唇にキスして、背中に回した腕に力を込めた。
「今日、武史がバイト終わったら家に来てって誘うつもりだったのに。……ちゃんと予定聞いてから来ればよかった」
「……美湖」
ふと呼んだ声の調子が変わって、私は顔を上げた。
こちらを見下ろす武史の顔が赤い。
口元が笑っていない。
目が据わっていると思った瞬間、背中の手が滑って、ロングスカートの上からやんわりと臀部を撫でた。
びくっと背筋が伸び、まさかと思っている間に脚の間にひざが入ってきて、腰を抱かれて下腹を密着させられる。
武史の硬いそれが服越しにもわかって、私は息を呑んだ。
驚きとともに駆け上がってきたのは喜びだった。
「……武史」
「美湖、……ごめん。俺、我慢できない」
「……謝らないで。私も今、すごく、……興奮してる」
「本当?」
うん、とうなずく間にも、丸く臀部を撫でた手が滑って、スカートをたくし上げ始める。
私は息を荒げながら武史の唇を幾度も啄み、だが悪戯心がつい出てしまって、小声でつぶやいた。
「トイレでするって、興奮するね」
彼の返事は情けなく下がった眉尻と小さなうなり声だった。
いけないとわかっていても息が乱れていく。
スカートの裾を押しやり、太ももを撫でた手が下着の中に入ってきて、私は背筋を駆け上がる欲情に息を荒げ、熱い身体に寄り掛かりながら目を閉じた。
まだほとんど触れられていないのに高揚だけで息苦しい。
「……も、濡れちゃって、る」
「あぁ、……すごい、ぐちゃぐちゃだ」
「武史もこっち、……すごい苦しそう、だよ」
触れたそこはズボンの前を押し上げてしまっている。
ベルトを解く間にも指が際どい場所を撫で、息が上がった。
首筋も背中もうっすらと汗ばんで、どうしても自然と脚が開いてしまう。
美湖、と囁いた武史が噛みつくようにキスして、ねっとりと上あごを撫でながら指を押し入れてくる。
前の方を擦りながらゆっくりと出し入れされ、脚ががくがくと震え、期待に身体がぶるっと震えた。
腹の底が情欲に熱くなって自然と指を締め付けてしまう。
「ん、……武史、ぁ、はぁ、ンッ」
ぬめった舌が上あごを擦って背筋がぞわぞわと粟立つ。
服の上から胸を揉まれながら指を奥まで差し入れられ、私は唇を貪り返しながら荒い息を漏らした。
ズボンから取り出した性器も濡れていて、思わず手の平で包み込んで擦ると、武史が感じ入った吐息を漏らして私の中をぐちゅぐちゅと掻き回す。
だけど後ろから差し込まれた指はあまり奥まで入らず、目を開けながらもどかしさに思わず腰を揺らすと、いやらしい水音を立てて絡んでいた舌がちゅっと抜かれ、武史が真正面から覗き込んできた。
欲情して据わった目にぞくりと背筋が熱くなる。
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