緊縛〜赤の鎖に囚われて〜
どんな君も可愛くて愛おしくて大好きだからこそ、その全部が見たいんだ。快楽に溺れておかしくなるところだって、そのすべてを愛したい。そう思って愛おしい彼女を赤い紐で縛り上げた。もう逃げられない。可愛い可愛い僕だけの君ーーー愛する人と初めての緊縛プレイstory。
『あぁ…蒼ッ…ぁ…んっ』
「綺麗だよ沙羅、ほんと綺麗」
目の前で乱れる彼女の姿に思わず笑みが溢れてしまう。
透き通った白い肌。
欲情し潤んだ瞳。
すぐにでも奪いたくなるふっくらとした桃色の唇。
まるで人形のように可愛いらしい顔とは対照的に、豊満な胸にくびれた腰、メリハリのある女性らしさそのものの身体。
可憐さと美しさを兼ね備えた沙羅。
このすべてが俺のモノだと思うと、加虐心は益々高まるばかりだ。
「もっと気持ちよくしてあげる」
綺麗なモノほど、壊したくなる。
愛おしく思うほど、俺の手で狂う程に壊したい…。
用意していた真っ赤な紐で沙羅の両手首を縛りつけ自由を奪った。
そして、首、鎖骨、胸元、腹部へと順に、慣れた手つきで縛り上げた。
白い肌に食い込む赤。
絶妙なコントラストに息をのんでしまう。
『あぁ…ん…ッ、苦しいよ…あぁ…ぁ…』
縛り上げたことで豊かな胸はより強調され、いじめてくださいと言わんばかりに主張している。
そんな姿にたまらなく興奮してしまう。
「苦しいけど気持ちいい、違う?エッチな声でてる」
耳元で囁くと、図星を突かれて恥ずかしそうに頬を赤く染める沙羅。
「もっと気持ちよくなろうね」
そう言って、沙羅と股に回した紐を引いた。
細い紐が沙羅の恥ずかしいところに直接食い込み、濡れた秘部を擦り上げた。
『あぁっ…やぁぁッ』
「もっと見せてその顔」
『あぁ…あ、だめッ、蒼ッ…』
紐を操り、沙羅の敏感な蕾を刺激した。
頬を紅潮させて悶える沙羅。
初めて与える紐での愛撫に、沙羅のナカからは愛蜜が溢れて勢いよく飛び散った。
『あ、だめなのッ…あ、いやぁぁ、ぁあ』
拒絶の言葉を並べながらも、身体は正直だ。
縛られた身体をいやらしくくねらせながら、甘い声を抑えられていない沙羅。
溢れ出て止まらない愛蜜が次々と太ももを伝い流れていく。
沙羅が快感に溺れ激しく身悶える姿に、自分の下半身は一気に熱を帯びた。
「可愛い。俺だけの沙羅」
甘美な声が溢れる唇に自分の唇を重ね合わせた。
強引に唇を割って沙羅の舌を絡め取り、深く甘い口付けを交わす。
『んッ…』
俺に縛られて強張っていた身体が、俺のキスひとつで全身から力が抜けていく。
なんて可愛いんだろう。
沙羅の存在が、俺にとっては何よりの媚薬だ。
レビューを書く